昨年の紅白、われらが世代はコーフンしたが、今年は観ないな
今年は恐らく観ないだろう、紅白歌合戦。昨年は徳島出身の米津玄師が大塚国際美術館から出演したし、何と言ってもユーミンと桑田が出ることで、同じ世代としては見逃すわけにはいかなかった。
そして米津玄師の演出は予想を遥かに超えた素晴らしいものだったし、やはり桑田とユーミンの有り得ないコラボの実現にも感動した。


NHKには岩田明子なる幹部記者の不快なニュース解説に、いつも嫌な気分になっていた。
しかし昨年の紅白だけはわれらが世代、みんなでこのコーフンを共有し、プロデューサーを褒めてあげたい気分だった。
あと、総合司会が桑子真帆といわれたら、オヤジ世代は結構、釘付けだったんだよ。
ユーミンも桑田も桑子真帆もいないじゃないか、今年は!
きょう今年の出場メンバーが発表されたが、なーんだという感じだな。
ユーミンも桑田も米津玄師も名前は無し。
そして桑子真帆ちゃんも総合司会を外れた(外された?)というではないか。
そもそも昔の紅白は、その年に大ヒットした曲を持つ歌い手が中心だった。
だからレコード大賞や日本歌謡大賞と被るところがあり、大賞や新人賞を獲った歌手がわずか数分で、民放からNHKホールに意気揚々と駆けつけたものだ。
われわれもその年に流行った歌を聴きながら、1年をじっくり振り返ったものだった。
だから小柳ルミ子が『私の城下町』を歌ったのはその年だけだったし、南沙織の『17才』しかり。
何故か同じ歌を毎年歌うパターンには辟易している
ところがだ。最近は毎年、同じ歌を歌うというか歌わされている歌手が多い。
このところ落選しているが和田アキ子の『この鐘を鳴らすのはあなた』は、完全に大晦日だけの歌と化していた。
石川さゆりの『津軽海峡冬景色』も何度聴いたか。坂本冬美もだいたいは『夜桜お七』が多い。サブちゃんも『与作』かな?
審査員はラグビー日本代表の誰かが来るのはお約束か?
以前、お笑いタレントが松山千春に『なぜ紅白出ないんですか?』と尋ねたところ『大晦日の忙しい日に、そんなヒマあるか!』と。
『じゃあ、大晦日は何を?』の質問に『紅白観てるに決まってるだろ、バカヤロー!』とのやり取りには笑った。
長渕剛くらい何故、出さないのかなあと、思う。
審査員はラグビー日本代表のキャプテン、リーチ・マイケルともうひとりくらいは必ず座るだろうな。
もりもと な