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森元総理…失言・暴言の反省なき政治家人生の集大成が今

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人の感情を害することの多い元首相とワシントンポスト

アメリカのワシントンポスト電子版は、女性蔑視発言をしても謝罪記者会見でさらに醜態をさらした日本オリンピック組織委員会の森喜朗会長について『人の感情を害するような発言が多い元首相』が、『性差別発言で謝罪したが、辞任は否定した』と伝えた。

本当に現役政治家時代から、失言や暴言が多かった。総理大臣になってからも気にすることもなく、最後は確か世論調査の支持率は8%ほどまで凋落したのではなかっただろうか。

謝罪会見も前代未聞。火にガソリンを注いだと、揶揄された。

無党派層は投票に行かず寝ていてくれで、自民党惨敗

思い出すのは首相時代の2000年6月、衆院選を前に『無党派層は投票に行かず、家で寝ていてくれた方がいい』と、有名な失言を吐いた。

要するに無党派層が投票に行かなかったら投票率が下がり、自民党に有利になるとの意味だった。ところがこの発言で反自民の無党派のがどっと投票に。自民党は惨敗してしまった。
これなど失言というよりも100%本音だったんだろう。

えひめ丸事故の報を受けてもゴルフ続行した総理大臣

あと失言ではないが、これもこの人の考えた方を象徴する行動だった。同じく2000年の2月10日のことだった。

愛媛県宇和島水産高校のえひめ丸がアメリカの原潜に沈没させられ、生徒と先生の9人が亡くなった事故の報を森喜朗首相(当時)が聞いたのは休日でゴルフ場でプレーの最中だった。

しかしながらゴルフは続行した。大きな国際問題だ。直ぐに官邸に戻って対応に当たるのが当たり前。この無神経さと責任感の無さに激しい批判を浴びた。

あれからちょうど20年。この人はまだこんな問題を起こしている。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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