行儀が悪いことこの上無し。カジノ汚職で東京地検に収賄容疑で逮捕、起訴された衆院議員の秋元司被告が、なんと保釈中の身でありまだ初公判も終わってないのに、都内で政治資金パーティー(会費制勉強会)を開く。起訴内容を否認し裁判で争うことを会見で表明しているが…

東京地検特捜部も国民もなめられたもんだ
秋元被告はIR担当の内閣府副大臣だった2017年9月~18年2月、IR事業への参入を目指していた中国企業「500ドットコム」側から現金や旅費など計約760万円相当の賄賂を受け取ったとして起訴された。
過去の自民党にこんなケースがあっただろうか。司直の手にかかった政治家は過去にいっぱいいたが、だいたい出て来たらそれなりにおとなしく、しおらしく自身の裁判を待った。
それが国会議員として人間として当たり前だ。国民にも同僚議員にも多大な迷惑かけているんだから。
東京地検はもちろん、われわれ国民もここまでなめられてしまったのか。
離党しても今だ二階派所属だから党もイメージダウン
自民党でだれか諫める先輩はいないのだろうか?もちろん離党はしているが、今だに二階派所属となっている。
自民党のイメージダウンを考えたら、普通の常識があれば二階氏が注意してやめさせるはずだが…
まさか何か秋元氏に弱みを握られている訳でもあるまい。
そしてこの会の来賓は同じ二階派の自民党の林幹雄幹事長代理で林氏が講演するというから何をか言わんや。
離党などなんの意味もない。
『汗をかく覚悟』って、何の汗だ⁈
秋元氏の後援会が作成した案内文には"ようやく秋元氏も戻り、政治活動を再開しました。誠心誠意、汗をかく覚悟です"と理解を求めている。会費は1万円。
いったい何に汗をかくのやら。
本当に自民党は自浄作用のかけらもなくなってしまった。こういう天にツバはく行為は、党のイメージを著しく損ない、自分たちの選挙にも間違いなく悪影響を及ぼすのに。
二階氏や林氏には誰も意見しないんだろうか。まあ、恐らくコロナウイルスの関係で自粛、中止になるだろうけど。
もりもと なおき