スカートめくりが教室で普通に行われた時代があった
今の小学校ではこんな遊びはないだろう。しかし半世紀以上昔の小学校の教室では、女子に対する"スカートめくり"という遊びが普通に展開されていたのだ。
パンツの色はどうだったとか、やられた女子がキャーキャー言いながら逃げるのも、男子が喜ぶという、とんでもない遊びだったのだ。
まさに半世紀前の永井豪の漫画『ハレンチ学園』の世界だった。
狙われる女子はクラスでは1〜2を争う可愛い子と相場は決まっていたから、完全にセクハラ子ども版だったのかもしれない。
こんなガキの成れの果てのような事件が令和の今、横浜で
今考えれば被害の女の子は週末の学級会で『○○君にスカートをめくられました』などと通告していたが、特に教師から男子にはお咎めは無かったような気がする。
唯一の救いは、昔のガキは弱い女子には絶対にしなかった。被害に遭うのは活発な女子ばかりだったような記憶がある。
だいたい犯人はクラスの2〜3人だったが、彼らは大人になってどうなったんだろう。
そんな子どもの成れの果てではないとは思うが、横浜市の磯子区、港南区の路上で歩行中の女性が、男にスカートをめくられる被害が相次いでいるという。
同一地区で相次いで発生、同一犯の犯行か
ニュースによれば今月上旬に約10件集中して発生しており、神奈川県警は女性が夜道や人けのないところを、音楽を聴きながら1人で歩かないよう注意を呼びかけている。
被害があったのは半径約1キロ以内だから、恐らく同じ男だろう。
通学や帰宅途中の10~40代の女性が背後から男に近づかれ、スカートをめくられた。
下半身を触られたり、スマートフォンをスカート内に入れられたりした人もいたというから、かなり悪質だ。
40代女性も被害に遭っているところを見ると、犯人は年齢層の高く、少年時代、スカートめくりの経験があるやつかもしれない。
もりもとなおき