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歩く速度、"都会は速く、田舎は遅い"のは本当だった

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歩く速度、都会は速く、田舎は遅いという定説は本当だった

東京に行って娘と歩くと『ちょっと待ってくれ!』というほど歩くのが速い。ハイヒールでよくそんなスピードどで歩けるもんだと、いつも感心していた。

一方、徳島では。私は歩くのが結構、速い方だ。例えば多人数での飲み会。一次会から二次会の場所まで歩くとする。

私が速いのか、他が普通なのか。ダラダラと来る連中にイライラすることも無いとは言えない。

一般論で都会の人は足が速く、田舎の人間は遅いと言われていたが、実際にデータがその傾向をはっきりと示した。

やはり東京は速く、地元徳島はかなり遅かった

ドコモ・ヘルスケア(本社・東京)が調査した。
人の歩行スピードは、標準では分速67mとか。これより40%以上速いのを早歩きとし、約2万人の手首に計測器を取り付け、データを算出した。

この結果、早歩きのトップ3は東京、神奈川、千葉の順で、大阪が続いた。
逆に遅いのは青森、岡山、島根、愛媛、徳島の順だった。

また歩数の多さも早歩き率に比例。東京、神奈川、千葉の順。少ないのは青森、山形、沖縄の順だった。
速い大都市と田舎では、スピードに倍の違いがあるようだ。

東京でタラタラ歩いたら迷惑かも

混雑する大都市では、マイペース歩行は迷惑かも

大都市と田舎にスピード感が違うのは当然。例えば東京都心では人の流れの中で、マイペースの歩き方は難しい。

さらに早く歩くことで、タッチの差で電車に滑り込むことができるのを、経験から分かっているからだろう。

これに対し田舎は人混みも少なく、マイペースで歩行できる。
さらにクルマ社会で都会の人に比べ歩く距離も短いということもあるのでは。

『狭い日本、そんなに急いでどこへ行く』という標語が昔、流行ったが、やはりマイペースが一番、いいような気がする。

もりもと  なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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