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歯科医院の倒産、過去最多の20軒。歯科医師過多状態やはり続き

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過多10年数は変わらずも、全体が経営厳しく

医療機関、特に歯科医院は経営が厳しいと言われてきたが、ことしは全国ですでに過去最高の20件もの倒産があったとか。
歯科医師過多はこれまでずっと言われてきたが、ここ10年、ずっと68000施設と、ほとんど歯科医院の数が変わらない。
こうした環境の中、倒産が増えているのは、潜在的に全体が厳しい経営を余儀なくされていると言えるのかもしれない。

低い国試合格率。上がれば過多になるジレンマも

こんな具合だから私立の歯科大学は一部で定員割れが出始めているほか1倍台という低競争率の大学も。国家試験の合格率も歯科大によっては極めて低いケースもある。

2018年の場合、歯科大学全体の国家試験の合格率は65%で私立だけなら60.8%だった。中には30%台、40%台という低い歯科大もあった。
しかし逆に合格率が上がれば、歯科医師過多にさらに拍車をかけるというジレンマもある。
歯科大学へ進学しても、歯科医になれないケースも出ているようだ。

利用者の利便性高い、都市中心に開業増える

地方では人口減少の中、歯科医院の経営は難しい。また都市部で人口が過密していても、サラリーマン世帯が多い地区は経営が厳しくなっている。
なぜなら帰宅時間を考えると、自宅近くの医院には時間的になかなか通院できないからだ。さらに夫婦共働きも多い。

だから新規に開業する場合はビルの家賃が高くとも、大きな駅の近くが良いと言われる所以だ。
地方で廃業し、大都市に出て開業する人もいるとか。

地元徳島の徳島大学には伝統ある難関の歯学部がある。当然、毎年、歯科医師を輩出するから歯科医師過多となっている。しかし口腔外科の高度な専門機関があるのは、心強い。

息子の同窓生にも家業が歯科医院は何人もいたが、後を継がず普通の大学学部に進学するケースも多かった。

利用者にとったら歯科医院は身近にあるのが一番だから、頑張っていただきたいと思う。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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