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殺人は右肩下がりだが子ども殺害など、許されざる事件は多い

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殺人事件は増えているんだろうか?

理由なき殺人や、通り魔的な複数殺人のニュースが多いから、殺人事件はかなり増えているのでは?と、よく聞かれる。
いや、確かに子どもを平気で殺害したりする嫌な事件は後を絶たないが、実は殺人事件に関してなら毎年、右肩下がりで減っています。
昔のような強盗殺人や怨恨の類いは確かに減り、理由無き殺人は増えているような気はします。

殺人は何と年間2000人を数えた時代もあったが、今は300人を切る

警察庁がまとめた殺人事件のデータ
をみると、戦後、最も多かったのが1955年で2119人。なんと2000人を超えていました。
そして半世紀以上過ぎた2012年はその約5分の1以下で、初めて400人を割り込み、383人だった。
推移をみると、2000人をこえたのは1955年だけだったか、戦後すぐから1986年までは1900人台から1000人弱まで推移したから、殺人事件は日常的だった。

初めて1000人を切ったのは1987年の918人。以来、1000人を超えることはなく、下がり続けてきた。

2013年に342人と1日1人をついに下回り、10年で2003年705人の半数以下となった。

2014年は殺人が対前年で増となってしまったが2015~18年は、再び、314人、290人、288人、272人と4年連続で過去最少を更新した。
2016年ははじめて殺人が300人を切った。

いたずら目的の誘拐殺人などは、社会が根絶させなければ

わたしが事件記者をしていた時代は、統計を見ると1100人〜くらいだった。地方都市でも結構、殺人事件はあり、常に数本は捜査本部の看板が掛かっていた。
しかし確かに殺人は大幅に減少しているが、最近の全国のニュースを見る限り、私自身、当時から社会が平穏になった気は全くしていない。

以前の殺人には、怨恨やカネ目的など明確な目的があったが最近、見聞きする事件は「ただ人を殺したかった」など、全く原因がわからないケースが多いような気がします。
あと営利目的の子どもの誘拐はほとんど聞きませんが、いたずら目的の女児誘拐殺人は増えている気がする。


当事者同士しか分からない怨恨によるものはどうしようもないが、子どもを狙ったものはやはり社会が根絶させる努力が必要だ。単に殺人が減っていると、決して安心はできない。

もりもと  なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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