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殺処分ゼロ実現のために。小さな命の大切さをみんなが共有する国を

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動物の命を守ることの大切さを、全ての人に分かって欲しい


行政の手によってかわいい犬や猫が大量に殺される。こんな理不尽なことがあるだろうか。でもこれがわが国の動物行政の実態だ。

例えば小さな仔犬や仔猫が深い穴に落ちたとする。こんな時、消防署が全力を挙げて救出する優しい人々がいる国で、2016年度は55998頭の犬や猫が無慈悲に殺された。

確かに昔に比べれば右肩下がりで大幅に減ってきている。それを行政の努力かのようにいう行政担当者もいるが、それは君たちだけでやったのか!と強く言いたい。


殺処分を減らしてきたのは、自分を犠牲にして頑張る人のチカラ


減らしてきたのはわずか一匹でも大切な命を守りたい、救いたいという数え切れないほどの民間のチカラであったはずだ。どれだけの命を救えるかわからなくとも、必死でSNSで里親になってくれる人を呼びかける動物愛護家たち。

私財を投げうってノラ猫の去勢避妊手術を続ける人たちもいる。各地の愛護センター、保健所から殺される寸前の子たちを引き取り、幸せな生活が叶えられるよう、クタクタになってお世話をしながら里親を探す人もいる。

殺処分寸前に助け出され、今はセラピードッグとして活躍している子も


首長は形で見える努力を


例えばTNR事業にひとつの県で年間、1億円の予算をつけたとする。恐らく2〜3年で猫の殺処分は限りなくゼロに近づくはずだ。

くだらない公共事業に何億を浪費するのならば、いっぺんやってみろよと、全国の行政トップに言いたい。

それでも多くの自治体で殺処分を限りなくゼロに近づける努力をするところも増えてきた。小さな命への、首長の思い次第だと思う。

ペットショップの闇も深い。80万頭もの犬や猫が流通し、なんと流通過程で24000頭もが死んでいる。なんと命が軽んじられていることか。

私も議会議員時代は何とか殺される犬や猫を無くしたく、議場でいろんな提言をした。その時、いつも腹が立ったのは、現場から担当部長や知事に向け、動物の命を守りたい、トップが動けよとの必死の声が全く出てなかったことだ。少なくとも私には聞こえなかった。

それとこの問題を話すと必ず県幹部は私に対し殺処分の年次毎の目標数を挙げた。もちろん少なくしていくことを数で示したつもりなんだろ。目標はゼロに決まってるだろうと、言ったこともあった。

以前、徳島県で獣医師不足が深刻になった時、獣医学部に在学している知人のお嬢さんに薦めたことがある。その時こんな返事をされてしまった。

『私は動物が好きで獣医師を目指しています。それなのに犬や猫を殺さなくてはならないことも仕事に含まれる仕事は無理です』と。


政治家が本気になれば解決する


国会議員のこうした問題に対する認識の低さも嫌になる。票が目的でもいいから、全力で取り組んでみて欲しい。

道徳心の無い飼い主の問題も余りに多い。動物はおもちゃじゃない。飽きるなら、愛情が持てないなら飼うなと言いたい。動物愛護の心を育てる教育もこの国にはまだまだ必要だ。

私のブログ"社会面の作り方"を通し、動物たちの問題も取り上げていこうと思います。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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