小田急線で心ときめいたポニーテールの思い出
ポニーテールと聞くと否応なく心揺らぐのは私だけだろうか。若い頃から女性の好きなヘアースタイルを聞かれたら一貫して『ポニーテール』と答えてきた。
実は原体験がある。上京して間もない頃、新宿から小田急線に乗っていた時のこと。
ドアのところに絵に描いたような都会の女子大生が。
ポロの上にボートハウスのトレーナー(加山雄三が着て一斉を風靡した)にチェックの巻きスカート、靴はローファーという完璧なトラッドだった。
やはり成城学園前で降りた
そして本とテニスのラケットを身体の前で両手で可愛く抱えていたのは、その当時、発刊したばかりのファッション誌『J J』から飛び出してきたようだった。
さらにヘアーは"ポニーテール"じゃないか!
ドキドキしながらチラ見していたが、やはりというか思った通り『成城学園前』駅で下車した。
恐らく成城大学の文芸学部あたりだろうか。テニス同好会で、部活で若大将みたいな連中ときょうはテニスに興じるんだろうなと、妄想は巡った。
この時から女の子のヘアースタイルはポニーテールが絶対的となり、今日に至る。
沢尻エリカはポニーテールで法廷に!
ところで、麻薬取締法違反の罪に問われた女優、沢尻エリカ被告(33)の昨日の初公判の雑感。沢尻被告の法廷でのいでたちが紹介されていた。
送検や保釈時は車内をカーテンで覆うなどして一切表情を見せなかった沢尻被告。この日は黒のパンツスーツに白色のブラウス、黒髪をポニーテール姿にして法廷に姿を見せ…
ポニーテールだったのか。


裁判では『もう芸能界に戻らない』と話したという沢尻被告。綺麗だし華はあるし、何より演技が上手い。
罪を償い完全にクスリと縁を切れたら、何年かかっても復帰したら良いのにと思う。沢尻エリカにポニーテールは良く似合う。
もりもと なおき