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河井夫妻立件へ。逮捕か在宅か?1.5億円で自民党本部のガサは?

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何としても逮捕したいのが検察側の心情だ

河井克行・案里夫妻にたいする公選法違反容疑事件を追及する検察の捜査が大詰めだ。罪に問われた場合、逮捕〜起訴と逮捕はなく在宅起訴では起訴内容が変わらない以上、裁判の判決はそんなには変わらない。

しかしながら罪に問われる本人はもちろん、捜査機関にとっても大きな違いがある。苦労して立件した以上、何としても身柄を取りたい(逮捕したい)心情は痛いほど分かる。

元法務大臣だけに安倍内閣への打撃は大きい

広島地検などは、昨年の参院選挙で妻で参院議員の河井案里氏(広島全県区)を当選させる目的で、広島県内の県議や市議、首長らに現金を配ったとして、元法務大臣、河井克行衆院議員(広島3区)の周辺捜査を進めていたが、このほど公選法違反(現金買収)容疑で立件する方針を固めたという。

週刊誌によるスキャンダル噴出まで法の番人である法務大臣であり、立件されれば安倍内閣に大きな激震となるのは間違いない。

案里氏については既に秘書が公選法違反で公判中であり、有罪となれば失職する。
しかし案里氏も克行氏と同じ容疑での捜査は進んでおり、同じく立件されるのは確実とみられる。

会期中の逮捕かあるいは閉会後か、もしくは在宅起訴か

2人は辞職しておらず、国会議員の不逮捕特権から逮捕するとなると国会開会中は衆院、参院に夫妻の逮捕許諾請求が必要。しかしコロナで国会も揺れている今、そこまでは無理だろうとの見方も強い。
では6月17日の国会閉会を待って逮捕か、あるいは在宅起訴か。検察の判断が注目される。

河井氏は当初、周辺に『総理がいろいろしてくれている』などと、暗に黒川弘務東京高検検事長の定年延長が閣議決定されたことなどで、自身の立件はないかのごとく振る舞っていた。

しかしこれを知った検察が逆に勢いづき、東京地検も捜査に加わったとされる。

買収資金は党本部からの1.5億円だが本部のガサはない?

これまでの捜査で、夫妻が買収のため県議、市議、首長らに配ったカネの総額は約1000万円とみられている。
受け取りを拒否されたものも含めたら相当な金額に及ぶ。

案里陣営には、競合候補で自民党現職だった溝手顕正元国家公安委員長の強固な地盤を切り崩すため、公示前に党本部から溝手氏の10倍、1億5000万円もの選挙資金が提供された。

この潤沢な選挙資金を使い、広範囲に買収行為をした疑いがあるとみられている。買収資金の出所である自民党本部の捜索はしないのだろうか?

克行氏は広島県出身で県議を経て1996年に衆院議員に初当選し、現在7期目。法務副大臣や首相補佐官などを務め、昨年9月に法相に任命されたが、案里氏の公選法違反疑惑が発覚し、翌月辞任した。

もりもと  なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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