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河井夫妻裁判。政治の魔力と夫の強い思惑が、妻の人生を狂わせた

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70日ぶりに法廷で会った政治家夫婦の心情は

夫妻が公選法違反容疑で逮捕されたのが6月18日だから、きょう27日の初公判で一緒に並ぶまで、夫妻が会うのは70日ぶりだった。

夫婦で被告席に立った気分はいったいどんなものだったのだろう。てっきり分離公判と思ったが、最後まで一緒なんだろうか。
ニュースでは2人は目も合わせなかったというが、互いの心情はどんなものなのか。

仲睦まじい時も会ったのに

ともに現金の授受認めるも無罪を主張

昨夏の参院選をめぐり地元広島県内の首長や県議らに票の取りまとめを依頼、現金を提供したなどとして、公選法違反(買収、事前運動)罪に問われた衆院議員で前法相、河井克行被告(57)と、妻で参院議員の案里被告(46)の初公判が25日、東京地裁(高橋康明裁判長)であり、2人はいずれも現金の授受について認めたが、「選挙運動を依頼して現金を渡したことはない」などと趣旨を否定。無罪を訴えた。

2人一緒の公判は、それぞれ都合の悪い供述もあるかもしれない。
起訴状では妻を当選させるために選挙は夫が仕切ったとされていることに対し、夫は否定したが妻は認めるなど、食い違いを見せた。

案里氏は本当に政治家になりたかったんだろうか

この夫婦をみて思ったのは、妻案里さんは元々、政治家を目指していたんだろうか。なりたかったんだろうか?

初め広島県議選挙に出馬したのも、自身の強い志しはあったんだろうか。
そして県議を辞し広島知事選挙にまで出馬するという、無謀な戦いもしている。

これだって本当に自身の志しに基づくものだったんだろうか。間違って当選したら、どうするつもりだったんだろう。
そしてこの全県で選挙を戦った県知事選挙出馬が、件の参院選へと繋がったのは間違いない。

全て夫が主導した妻のこれまでの選挙

案里氏の選挙は全て克行氏が仕切ったといわれるが、どうも妻の政界進出はこの夫克行氏の意思が強く働いているように思えて仕方がない。

克行氏は広島4区で1995年、初当選。逮捕されるまで9度出馬、初回と3回目は落選、比例復活もならなかった。7回当選はしているが、比例単独もあり、決して選挙は強いと言えなかった。

また、この度の選挙違反でも明らかになったが、ベテランにも関わらず広島県内には"河井派"と呼べる派閥もなく、自民党広島県連にあっては完全な傍流だ。

安倍首相の側近が自慢だった

妻を県政界へ送り自身の足場を固めるつもりだったのか

こんなことから妻を県議会に送り込んだり、知事選挙に出馬させたり、はたまた参院議員にすることで、克行氏自身の広島県における足場を固めようとしたのではないだろうか。

週刊誌などでは仮面夫婦、あるいは選挙のためのビジネスカップルなどと揶揄されていた。

可愛いと評判だった案里氏の表情が、事件が取り沙汰されてからみるみる変化していくのはある意味、残酷な感じがした。

事件後はみるみる表情も変わり


参院選に出馬した時、落選したらヨーロッパでも留学したいと友人に漏らしていたというが、彼女にとってその方が良かっただろう。

政治と夫の思惑が、この妻の人生を狂わせたのは間違いない。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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