警視庁の湾岸署は芸能人御用達?タレントが犯罪を犯して拘留され、保釈されるときは、湾岸署の玄関で集まった報道陣を前に反省し、謝罪するのがお約束になっている。刑事ドラマみたいに名称がカッコいいからではなく、色々理由はあるようだ。

ひき逃げの伊藤君や最近では伊勢谷友介さん、沢尻エリカさんも
数日前、東京都内でクルマを運転中、オートバイと事故を起こし、2人にケガをさせ逃げたことで、ひき逃げ容疑で逮捕されたタレントの伊藤健太郎君(23)もこの警察署に拘留された。
そして保釈の時は20秒も頭を下げ、大きな声で反省の弁を述べた。

最近でも大麻取締法違反で逮捕、拘留され、先々月保釈された伊勢谷友介さん(44)を筆頭に、沢尻エリカさん(34)や田口淳之介さん(34)、ピエール瀧さん(53)など、本当にタレントは湾岸署での拘留が多かった。
記者やリポーターらの『こちらは警視庁湾岸署前からです』とのセリフを何度、聞いたことだろう。
まるで刑事ドラマに出てくるカッコいい名称・湾岸署
この署は正確には警視庁東京湾岸警察署という。都内の江東区青梅2丁目にあるが、まだできて18年だから歴史は浅い。
しかしまるで刑事ドラマや映画に出てくるような名所で、その部分でも芸能人にピッタリの警察署かもしれない。
もちろんなぜタレントがこの署に拘留されるのかは、もちろん理由があるようだ。
留置房多く、メディアが取材しやすい環境とか
ここは留置人用部屋数が多く独居房が結構、空いている。このため著名人の拘留に使われやすいようだ。
当然、東京都内で逮捕された場合で湾岸署の独居房が空いてなければ他の署に留置されることもある。
のりピーこと酒井法子さんは確か渋谷署だった。
湾岸署は署員らがメディア慣れしているのか、マスコミ対策も万全だという。
入口が広く、署から出てきた様子を撮影しやすい。周りの交通量があまり多くなく、車道も歩道も広いのでクルマで移送された場合、警察としてはマスコミの整理がしやすいようだ。
また隣に民間の家屋や商業施設もないので、近隣トラブルの可能性がないなど、やはり芸能人が集中する理由はあった。
芸能人の皆さん、くれぐれも湾岸署に連れて行かれないように。
もりもとなおき