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無投票当選続出だが、社会が有為な人材を選挙に送り出すシステムを

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府議、県議選、3分の1弱が無投票当選

今、選挙戦が繰り広げられている全国の府県議会議員選挙での無投票当選者は、過去最高となりました。
選挙を経験したものとしては何とも羨ましい話しではありますが、自信のある候補者はぜひやりたかったという人も多い。

当選した時の達成感は何物にも代え難いからだ。それと有権者に選ばれたという自負が今後の活動にも繋がっていくのは間違いない。

私は選挙は弱かったが、戦うのはむしろ大好きだった。ともに戦ってくれた人たちと万歳をする快感は、至福のひとときではあったし、言いようのない昂揚感を感じたものだ(その一瞬だけど)

今回、全国で無投票となったのは計三千六十二人が届け出て、このうち六百十二人の無投票当選が決まった。総定数に占める無投票当選の比率は過去最高の26・9%。
徳島も6選挙区で11人が無投票当選だった。

 

無投票、激戦区、議員に差はないが…

無投票当選した議員、あるいは激戦を勝ち抜いた議員、両者に差があるのかと聞かれれば、議会活動への影響は私は感じたことはない。

しかし無投票が問題なのは、有権者から選択する権利を奪ってしまうことだ。
出揃った候補者の中に、支持する政党や入れたいと思う政策の人がいなければ、ますます選挙に興味を失う。

今回、思うのは徳島でも徳島市議選挙は激戦、都市部でも区議や市議はどことも候補者が乱立、大激戦になっている。
なのに府議や県議はなぜなんだろうか?

少数激戦の徳島選挙区

特に地方などは県議会議員は、いわゆる議員歳費(給料)も悪くない。
私が地元紙を辞めて出馬する時は『あんな待遇のいい新聞社を辞めるとはもったいない』など、少しピントのズレた反対をする人もいた。
当選してみると、その時点では全くそんなことはなかった。

サラリーマンが出馬しやすい社会づくりを

しかし当然、リスクはある。落選すれば無職だ。サラリーマンなら積み上げてきたものを失う。
例えば私の厚生年金は40才で終わり、あとは国民年金。さらに60才までいたらン千万の退職金も確か数百万だった。
新聞記者の仕事に限界を感じ選挙に出たが、失ったもの以上に、政治に参加することは、大いに意義はあったと確信する。

無投票についてメディアや一部有権者は、あたかも無投票当選した人が悪いかの如くいうケースがあるが、これは全く間違っている。

特にメディアの諸君は自分たちが出たらいい。素質があり、政治家として即戦力の人はたくさんいる。

あと、マスコミも含めて企業が選挙休暇と、万が一落選してもまた職場に戻れるシステムもつくれば、私はどこも激戦区となると思う。

無投票を批判するより、社会が有為な候補者を政治の舞台に送り出すかたちをつくることが不可欠。マスコミが率先すべきだ。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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