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生徒暴行で略式命令の教員を翌年定年後再雇用した大分県教委の常識

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生徒暴行で刑事罰受けた教師を翌年定年後、また再雇用

大分県大分市の中学校で昨年、生徒に暴行を加え傷害罪で略式命令を受けた教師(60)がなんと定年後、それも事件から翌年、再雇用され、また生徒を暴行しけがををさせていた。

ところがわずか1か月の懲戒処分。さすがにこの暴力教師は依願退職したが、本来なら懲戒免職じゃないのか⁈

大分県教委によると、教諭は柔道の有段者。昨年4月、自転車に乗った男子生徒の首をつかんで転倒させて失神させ、傷害罪で罰金20万円の略式命令を受けた。

しかしその時の教諭の処分は『減給処分』(10分の1、1カ月)。
さらに今年3月の定年後、大分県教委に正規教員で再雇用されたというから驚きだ。

そしてその教師はことし6月14日の放課後、教室で遊んでいた生徒を後ろから引き倒し、首を片手で絞めて床に押さえつけるなどし、首の捻挫など10日間のけがをさせた。

一般企業ならあり得ない大分県教委の非常識さ

こうした採用について大分県教委は、暴力事件を起こして刑事罰が確定した教諭を再雇用した問題については誤りだったとした。

しかし「刑事罰を受けたことを理由に、今後再雇用しないわけではない」と、矛盾した考え方を繰り返した。

暴力事件を起こして処分された人物を、翌年の定年後、また採用するなど、一般の企業なら絶対にありえない話しだろう。

この暴力教員、両事件とも生徒の首をつかんだり締めたりしており、極めて悪質だ。

もりもと  なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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