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田舎者はもはやハチ公前へ行き着かない。渋谷駅の魔界ぶりに涙

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再開発で渋谷駅は田舎ものにとって魔界となった

私のような田舎ものは渋谷で人と待ち合わせる時は、100%ハチ公前を指定し合った。大学が大阪のヤツなどはほとんどハチ公と一体になり、不安そうにキョロキョロしていたものだ。

愛しのハチ公だが…

しかし今、渋谷再開発が進むにつれ、ハチ公前を指定されても私鉄や地下鉄の渋谷駅からは恐らく行くに行けない。渋谷駅そのものがわれわれ田舎ものにとって大袈裟ではなく魔界のようなものになってしまったのだ。

以前、電車の乗り換えだけで迷いに迷い20分もかかってしまったのが、トラウマになっている。だからその後は一度も行っていない。

どうもわれわれを拒絶するような駅になってしまった

われわれ田舎ものはともかく、東京のお年寄りたちは渋谷駅でJRから私鉄や地下鉄に乗り継いだり、駅前へ買い物に行ったりはスムーズに行けているんだろうか?

どうもわれわれや高齢者を拒絶するかのような再開発途中の渋谷。食わず嫌いというより、降り立つだけで涙ぐんでしまうんだ。
たぶん昔はしょっちゅう利用した井の頭線や田園都市線の渋谷駅には、山手線から直行できる自信は全くない。

こんなに変わってしまった渋谷駅

『もう渋谷には行きたくない』と、東京の人も

実はSNSで、この再開発途中の渋谷について多くの首都圏の人たちも書き込みをしていたが、
『動線が見渡せず、まるで迷路の様です』
『大きく変わって、全くわからない。もう渋谷には行きたくないと思うほどです』
『最近行ってビックリ!地下鉄降りると方向も昔からの通路も分からず。ハチ公前に出るのに迷子になりました』
『とにかく変わりすぎ。道は変えないで欲しい』など。

東京の人も否定的で同感!の意見ばかりで何故かホッとした。

右下のスタバはよく待ち合わせをしたが、まず座れない

コロナ大不況前に大詰め迎えて良かった再開発

渋谷駅は現在4社9路線が乗り入れ、1日の平均乗降客数が約330万人にのぼるという。
学生時代から池袋が西武の街なら、渋谷は東急の街として発展したイメージがあった。

分かり易かっただろうなこの頃は(笑)


この度のこの再開発はUR都市機構が東急と進める区画整理事業。渋谷駅を中心とする約5.5ヘクタールで進められている。
それでも2012年の渋谷ヒカリエ、東急東横線駅の地下化、そして昨年のスクランブルスクウェアなど、再開発はほとんど大詰めを迎えている。

コロナ不況が日本経済をめちゃくちゃにしている今からだったら、恐らく再開発はスタートできていなかっただろう。

また、早い時期だったら中断したかもしれない。そういう意味でも再開発の着手が2000年というのは良かったのかもしれない。
一度、思い切って「渋谷スクランブルスクエア」にでも行ってみるか。

もりもと  なおき

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  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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