関西学院大学のアメフトは別格だなと、思った。日大フェニックス首脳陣があそこまでライバル視していたのがよく分かる。
早稲田は初優勝を前に気合いが入ってたからやるかなと少し期待したけど、あと二歩くらい及ばなかったかな。
関学を目標にさらに精進して欲しいし、早稲田がチャンピオンになる日もそんなに遠くないような気がする。
アメリカンフットボール・全日本大学選手権決勝『甲子園ボウル』は、関学37―20早稲田と、やはり早稲田は敵わなかった。
関学(西日本代表)が早大(東日本代表)を破り、同大学が持つ最多記録を更新する29度目の優勝だ。
来年1月3日の日本選手権「ライスボウル」で社会人代表(富士通とIBMの勝者、17日に決定)と対戦するが、どこまで戦うだろうか。
悪質タックル被害者、奥野君の精神力に感動
しかしあの奥野君の大活躍にはビックリするやら感動するやらだった。日大戦で悪質タックルを仕掛けられてから半年。本当にあの時、大したケガじゃなくて良かったね。
素晴らしいプレーを見せた関学QB奥野君
しかしマスコミ注視の元、よく技術力、精神力をこれほどまでに上げることができたのか、驚くばかりだ。
相手を恨むことなくよく精進したものだと、感心するばかりだ。
そしてなんとこの甲子園ボウルのMVPに。さらに年間MVPも獲得というW受賞は名門関学でも2人目という快挙。「いろんな貴重な経験をしたが、周りが支えてくれたおかげ」と、チームメートに感謝した。
恐らくあの時の加害者、日大の宮川君も自分のことのように嬉しく、ホッとしたんじゃないかと思う。
日大も本格的な練習を再開している。来年は奥野、宮川両君の対決が見られるかもしれない。
もりもと なおき