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異論ダメの自民でかつての政界のプリンス船田元氏検察庁法改正を批判

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自民党船田元氏、検察庁法改正を厳しく批判

衆院議員の船田元氏については将来、総理大臣も狙えるんじゃないかと、私はかなり期待していた時期があった。
その後、政治家としての理想主義的な志向が強すぎたことが仇になったのではないかと思う。

今の自民党の中で、彼の新保守主義的な政治姿勢が埋もれてしまったのは、本当に惜しいと思う。

その船田氏が今回、世論だけじゃなく、検察OBらも厳しく批判している検察庁法改正について自民党にありながら強く批判している。

数日前、同じ自民党では泉田裕彦氏が反対の意思を示し、所管の内閣委員会を差し替えされたばかり。
船田氏の毅然とした発言に、党内で続くものはいないのだろうか。

船田氏は自身のメルガマで、次のように意思表示した。

内閣に都合の良い役職検察官だけが定年延長となる

検察官の役職定年の延長特例については、内閣にとって都合の良い役職検察官の定年延長は認め、それ以外は認めないという現象が生じる可能性が排除できない。
三権分立の統治機構の大原則がありながら、行政イコール内閣に都合の良い幹部検察官を誕生させることは、その一角を崩す行為に等しいのではないか。
政府は新型コロナ対策に追われている状況だ。しかし時間がないからといって丁寧な説明と議論の機会を制限し、強行的に議事を進めることは民主主義国家としてふさわしくないし、国民世論をないがしろにする所業ではないか。

保守政治家なら当たり前のきちんとした意見だ。

総理大臣も期待された政界のサラブレッドだったが…

船田氏は元衆院議長の船田中氏を祖父に、元栃木県知事の船田譲氏が父だった政界のサラブレッド。旧竹下派のプリンスとして、宮澤内閣では最年少大臣も務めた。
作新学院のオーナーでもある。

竹下派分裂の際は小沢一郎氏らと行動を共にし、新生党〜新進党の結党に参加している。
しかしその後、小沢氏とはたもとを分かち、鳩山由紀夫氏ら新党さきがけの勢力と新党結成を模索したが、決裂。その後自民党に復党した。

しかし元NHKアナウンサーで参院議員となった畑恵さんとの不倫が大スキャンダルとなり、選挙を支えた妻と離婚し畑氏と再婚。
女性支持者が離れその後、2度も落選するなど、次第に政界での影響力が薄れていった。 

政界のプリンス時代の船田氏

まともな意見が言える環境でない現在の自民党

現在の安倍政権下の自民党はかつてのように、きちんとものが言える政治家は遠くに置かれる。
逆に政権にすり寄り、ネトウヨまがいの発言を平気でする政治屋が優遇されるという、国家にとってひじょうに危機的状況だ。
以前の自民党とは全く違うものになっている。

船田氏のようなまともな意見がきちんとできる政治家は他にはいないんだろうか。

もりもと  なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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