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癌闘病中に迎えた36回目の結婚記念日

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『妻の苦労に報いるのは、私が元気になること〜36回目の結婚記念日を迎えて』

36回目の結婚記念日(12月8日)を元気に迎えることができました。
正直、厳しい癌告知を受けた5月は、この日を迎えるのは無理かもしれないとの切ない思いがありました。
妻と少し早いメモリアルランチに行き、来年も必ずこの日を迎えようと約束し、ノンアルワインで乾杯しました。

妻にはずっと苦労をかけてきました。忙しい仕事を持ちながらの主婦業に子育て、不規則な生活の新聞記者や選挙に弱い政治家の妻は、本当にしんどかったと思います。

やっと2人でゆっくり温泉巡りでもと考えていた矢先でした。
今は治療のため入退院を繰り返している私に、特製の野菜スープやお弁当を届けてくれるなど、やっぱり私に手がかかるのは彼女の人生かもしれません。

それなのに抗がん剤の副作用や大量出血でICUに運ばれた時、『お父さんは皆んなのためにずっと頑張ってきたのに、何で神様はいじめるの…』と泣いてくれました。

こんな妻に報いるのは私が元気になり、2人で心豊かな時間をたっぷり過ごすことだと思っています。
私の『人生劇場』も『青春の門』も、まだまだ完結はしてません。人生意気に感じ、もう少し頑張ります。

★この12月10日は息子の結婚式です。家族だけのささやかな式ですが、これも元気に迎えることができそうです。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

morimoto_ naoki72

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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