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癌闘病中の自分には身に染みた寺島実郎さんの『人間と宗教』

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『正月に後藤田正純さんが届けてくれた一冊の本〜人間と宗教』

先日の抗がん剤投与のための入院中に読もうと楽しみにしていた多摩大学学長で(財)日本総研会長、寺島実郎さんの『人間と宗教』を、予定通り病院の3日間で読了した。


経済優先、宗教無き日本の様々な価値観が崩壊する中、日本人の心の基軸の再構築を強く求めている寺島さんのことばは、闘病中の私には身に染みた。

改めて命とは、宗教とはを考えるきっかけになった。

実はこの本は、私が寺島さんを師事していることを知っている衆院議員の後藤田正純さんが、正月にわざわざ自宅に届けてくれたものだ。
なんと寺島さんのサインも入っていた。


そして"精神面はさらにパワーアップしてください"との後藤田さんのメッセージも添えて。

ご存知のように私は現在、癌闘病中の身だ。今は残念ながら肉体は衰えゆくとも、鉄アレイなど激しい筋トレで鍛える訳にはいかない。
だからこの本をわざわざ私に届けてくれたのは、恐らくその分、

"今は心を鍛え、病魔に負けないように"

との後藤田さんからの熱いメッセージと受け止めた。

実は一冊の本が私にパワーと指針を与えてくれたことは、これまでの人生でいっぱいあった。
自分が選んだ職業ももちろんそうだし、生き方に迷った時、勇気をくれた一冊の文学書もあったのだ。
病魔と向き合うための貴重な一冊だった。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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