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癌闘病中!安心して病気になれるのは妻のおかげだ

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『安心して病気になれるのは妻のおかげ。本当は身体が弱かった私です』

強いように見られたが本当は身体は弱い。30代の頃はたまの休みになると必ず夕方から頭痛と激しい嘔吐に苦しんだ(仕事のストレスからの一時的解放と医者が)

50才を超えてからは何と徳島大学病院、県立中央病院に様々な病気で5回も入院していた。今回の胃癌はじめ心筋梗塞、尿路結石、急性咽頭炎などなど。
結石などは左右の尿管が同時につまり緊急手術になった。

深夜、中央病院の救急に走った咽頭炎も、朝まで辛抱したら喉が塞がり窒息していたと担当部長に言われたから結構、全て重症だった。

これ以外にもこれまで女房に救急車がわりにどれだけ深夜、病院の救急外来に走ってもらったことか。
彼女は入院したことはないから、まだお返しはできていないのが心苦しい。

そして実は娘は何故か病気に詳しい。高校生の時、『お父さん、実は1分間に5〜6回脈が止まるんよな。肩や背中が痛いし』と言ったら、
『心筋梗塞かも!』と、やかましいくらいに直ぐに病院にと。
翌朝、心電図をとったら娘が言った通り完全な心筋梗塞。即大学病院への入院、手術となった。

咽頭炎の時は娘は偶然その日に仕事は休みをとり、東京から帰っていた。
喉が焼けるように猛烈に痛いと言ったら
『急性咽頭炎だったらヤバいよ。窒息する時がある。朝まで待たない方がいい』
と脅すから深夜、救急に。
やはり彼女の"見立て"通り。
呼び出された担当医も娘と同じことを言った。法学部出身の娘が病気に詳しいのは謎だ。

わが家では『数学がもう少しできたら徳大医学部にいかせたのに!』が今だ、残念な話しとなっている。
徳大で活躍する女医さんを見るにつけ、その思いは募る。今さらだが(笑)

こんな訳で家族にはどれだけこれまで心配と迷惑をかけたことか。逆に家族が居なかったら私もうここにはいなかっただろう。


最近、入退院を繰り返し、大学病院がお友だちの私でも今度の敵は厄介だ。
免疫力が上がるようにと毎日、特製の野菜スープや果物ジュースを作ってくれる妻には感謝しかない。
抗がん剤点滴の日は娘も息子も心配し、様子を何度も。

一度くらいは私が妻の看病をしたりお世話をしたい。でも妻が健康でいてくれるから私が安心して病気になれるのかな。
(山梨県山中湖畔で。後ろは富士山)

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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