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相次ぐ政権の不祥事は長期政権のおごりだけじゃなく、政治家の劣化だ

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果たして長期政権のおごりだけなのか⁈

メディアは安倍政権の大臣級の失言や暴言など不祥事のたびに『長期政権のおごり』と批判するが、もちろんそれもさることながら、政治家の激しい劣化が急速に進んでいるのもあるような気がする。

このところ塚田一郎国土交通副大臣の忖度発言、さらに失言のデパートのような桜田義孝五輪担当大臣と、失言による引責辞任が相次いだ。

毎日新聞が実施した全国世論調査でも2人の失言による引責辞任について、"長期政権のおごりや緩みが生じていると思う"とする回答が61%を占めた。

大くの国民は長期政権のおごりを感じているが、果たしてそれだけだろうか。本来、辞任すべき人物はまだまだたくさんいるが、いずれも当人たちの社会常識や能力に首を傾げざるを得ないからだ。

庶民の暮らしを知らない2世、3世議員たち

安倍政権に人材がいないのは閣僚メンバーを眺めただけで痛感する。自民党だけで衆参何百人の国会議員だ。それだけの数がいてこの状態だから、やはり人材がいないんだと思う。

なぜと聞かれれば減ることの無い2世、3世議員の多さを一番にあげたい。これからますます世襲は進む。
苦労なく国会議員のポストをいただければ、国の制度が多数の庶民や弱者のためのものに全くなっていないのはまず分からない。

■パートで月25万と安倍首相

だから安倍首相が衆院予算委員で、"安倍家の収入"の例え話として、パートで働き始めた妻の月収が「25万円」などと平気で言ってしまうんだろう。

少しでも今の非正規雇用の生活、母子家庭の貧困ぶりが分かっていたら、例え話しでもこんな数字は出てこないはずだ。

■せめて身近な選挙は良い人材を

これは身につまされる話しだ。

一国の政治というものは、国民を映し出す鏡にすぎません。政治が国民のレベルより進みすぎている場合には、必ずや国民のレベルまでひきずり下ろされます。
反対に、政治のほうが国民より遅れているなら、政治のレベルは徐々に上がっていくでしょう。国がどんな法律や政治をもっているか、そこに国民の質が如実に反映されているさまは、見ていて面白いほどです。

サミュエル・スマイルズという作家は160年も前に書いた『自助論』のなかで、このように言っている。

 

昨日から統一地方選挙後半が始まった。せめて身近な選挙くらいはふさわしい人を選びたいものだ。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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