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真の働き方改革は進んでいるか?非正規雇用を忘れるな!

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国による働き方改革が進められている。

昔と今と働く時間が同じなら、間違いなく今の方がハードだ。

仕事の方法やスピード感がまるで違います。

職種の実態に応じて対応していかないと、サラリーマンらはその内、一睡もできない状態になるような気がします。

膨大に増える仕事量

例えば事務作業。

報告書やプレゼン資料づくりひとつとっても、昔は手書きでした。

さらに図表は定規やコンパスを使い、かなりな時間を使っての制作を余儀なくされましたが、いつのまにかPCが登場。

仕事のスピード感はハンパ無くなりました。

昔なら数日はかかった事務作業。エクセルを駆使すれば僅か数時間でこなせることも珍しくはないでしょう。

だから1日の労働時間が同じなら、仕事の質量は僕らの時代(50代以上)に比べ、今は何倍にもなっているのが実態です。

『俺らの時代は…』はもうやめよう

何が言いたいかというと、

若者や壮年の過労死のニュースの度に、就業実態を省みず『俺らの時代はもっと長いこと働いた。最近の連中は…』というズレた経営者やオヤジがあまりにも多いから。

"われわれの時代はこうだった"…は、あらゆる場面で言うのはやめようーと、言いたいんです。自戒を込めて。

過労死の問題、仕事のストレスでの鬱による自殺の悲劇は "昔はこうだった"では全く解決しない。

古いサラリーマンや経営者は反省すべきだなと思う。

労使とも非正規雇用を忘れるな

少子高齢化が急速に進み労働力が激減する中、働き方改革の真髄は『非正規雇用を減らす』『女性が働きやすい環境づくり』

この2つを何よりも優先すべきだ。

雇用の40%も占めるパートや非正規雇用が改革から漏れてしまうのでは、真の働き方改革にはならないと考える。

連合などに所属する組織労働者も、非正規雇用の働く環境への思いやりも必要だろう。

あとパワハラ、セクハラが当然のようにまかり通る、職場もいらない。これはまた別の機会に。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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