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知事は豊かな自然守るとの姿勢を貫いて。乱開発懸念の風力発電に。

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徳島県知事は厳しい対応、貫いて


徳島県飯泉知事の厳しい対応に、とりあえずホッとしている。全国の皆さんにもこの問題を知ってもらいたいと思います。都会の企業の傍若無人な計画は、何としても許すべきではない。

実はオリックスグループ(東京)が徳島県神山町、那賀町、美馬町の三町境に計画している大規模な風力発電事業計画があります。

数年前、私がまだ議員だった頃、環境の委員会でまだ計画話しが持ち上がったばかりのこの事業計画に『大変な環境破壊の可能性あり』と、懸念を示した案件。

この企業側の計画段階環境配慮書に対し、県が意見書を提出しまし。

この素晴らしい山々を破壊させてはならない

これによると想定区域内周辺の希少動物や景観などへの影響に懸念を示し、重大な影響を回避できない場合には、事業の中止や抜本的な計画の見直しを行うよう求める、厳しい内容だ。

特に生態系などへの影響については科学的根拠が示されていないことを指摘。追加資料の速やかな提出を促した。

動物のエサ場、確実に奪う

この事業が実現すれば動物の移動経路の分断、エサ場の減少、渡り鳥の経路阻害や衝突。ただでさえエサが少なく、山里に降りてこざるを得ない動物たちの行き場を狭くするのは確実だ。県もこれらを懸念している。

このためこうした生態系、景観、土砂災害リスク、登山者への影響など、課題毎に専門家の助言を踏まえた適切な調査、影響の回避、低減も求めた。

本来は全てやり直しを求めるケースだが、環境影響評価法に規定がないため仕方なかったようだ

山奥で、あり得ない開発

計画は2990ヘクタールもの山を破壊し、最大42基、総出力14万4900kwの風力発電施設を設けるーというもの。

2023年着工、26年秋の営業運転を目指す。

現場は剣山山系にも連なる徳島県で最も自然豊かな山間部。

たかだか地元に入る微々たる固定資産税程度で、何故、都会の企業に徳島の貴重な財産である雄大な自然を破壊されなければならないのかーが、私が計画を知った時の思い。

当時、直ぐに議会委員会で懸念を示しておいた。

もちろん、自然エネルギーの大切さ、脱炭素社会を目指すことは県行政も分かっている。それでも今回のような強い姿勢を示すのは、環境への影響が看過できないと、判断したためだろう。

企業の撤退を強く求めたい。関係自治体もホンマにしっかりしろよ。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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