自己犠牲なき軍人や政治家は去れと言いたい
人間としてとか、男としての価値は自己犠牲だと思う。親だったらどんなことがあっても子どもを守るだろうし、彼女といる時に暴漢に襲われたら、大概の男は女性を守るだろう。
そして軍人や政治家も国民を守るという意味で自己犠牲は当たり前だ。
自分が助かりたいがためのワクチンや入院の割り込みは最低だな。
そんな意味でこのスペイン軍人は最低のゲス野郎の烙印を、押されたに等しい。
そしてこのニュースを聞き、日本でもコロナで無症状ながら何万人の自宅待機者をごぼう抜きし、即入院した自民党の派閥の領袖を思い出したのは、私だけではないだろう。
軍人トップとしてあるまじき、ワクチン割り込み
パリ発の共同電によると、スペイン軍トップのビジャロヤ参謀総長が、優先順位があるのに割り込みをして、新型コロナウイルス対応のワクチンを接種したことがバレたようだ。
当然、国民感情からして許されるものではなく、国防大臣に辞表を提出、受理された。
スペインでは、特権階級ともいえる市町村長や自治体幹部、医療関係者の家族らが、優先対象でないのに不当に割り込み、ワクチン接種を受ける例が相次ぎ問題となっているという。
しかも今回のケースは国民の生命を守る軍人のトップだから、あまりに情け無いといえる。武士道精神から言えばせ切腹ものだろう。もちろん、武士はこんなお粗末なことはしないだろうが。

無症状感染石原氏の即入院も国民は複雑な思いだ
日本もまだワクチン接種は始まらないが、こんな卑怯な輩が現れないことを信じたい。
数日前、話題になった石原伸晃氏のケースも、はっきりいって私は特権階級意識丸出しの恥ずべきことだと思う。
東京だけでコロナに感染しながら8000人以上の人が入院も治療も受けることができず、恐怖の中自宅で死ぬ人もいるのだ。もちろん入院は都道府県別に医療現場の事情もあり、厳格な優先順位は決められていない。
しかしながら石原さんも政治家としてこの現実は知らない訳がないだろう。
もりもとなおき