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社会人スタートは香ばしさ満載、全員ホステスさんのアパートから

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歓楽街まで5分。入居者は私以外全員ホステスさん


先日、40年前の新人記者時代に住んでいたアパートの前を通ってびっくり。当時でも築20年は経っていると思ったが、まだ人は住んでいて、昔のままだった。

なかなか青春を過ごした場所としては、本当に思い出深いホットスポット。徳島市の歓楽街からわずか歩いて数分という好立地だったし、私以外は全員女性!それも場所柄、ホステスさんばかりという香ばしさだった。


女だせや!と男が怒鳴り込む


最初に驚いたのは、入居して1ヶ月経ったころ突然、バーンとドアが開き(なぜか鍵をかけるのを忘れていた)レベルの低そうなヤツが土足で上がり込み『ゆうこをどこへ隠しとるんや!』と、物凄い剣幕。

ゆうこ?だれそれ?と尋ねてもエラいコーフンしている。ヤバ!と思ったが、殴られては叶わないのでこちらはあくまで冷静に。1か月前にこの部屋を借りたこと。入居した時は空き部屋だったこと。ゆうこさんは全く知らないこと…を説明。

男は部屋をグルリと見回し、本棚には恐らく"ゆうこさん"では理解不能な難しい本が並んでいることを確認。『エラいすんまへん』と、アタマを下げ、去っていきました。

当時の部屋です


この部屋は私が入居するまでは"ゆうこさん"が住んでいたようです。恐らく付き合っていたものの、フラれたんだろなと納得。私が次の男で、同棲してたと誤解したようです。


隣のおねぃさん、深夜に訪問。普段、あの声もまる聞こえ


あとホステスをしていた隣のおねぃさんが夜中の2時に訪ねてきたことも。なんでも部屋の鍵をなくしたから、部屋に入れないと。"ああ、泊めて欲しいのか"と勝手に忖度し、『全然いいですよ!大歓迎すっ!』と返すとおねぃさんはキョトンと。私のベランダ越しに自分の部屋のベランダに乗り移るからと。3階で危険なので、私が抱えるようにして移しました。

余談ですがおねぃさんはカレシがいて、たまに来てました。アパートは安ぶしんなんで壁は薄く、いつも隣の声はまる聞こえ。おねぃさんと彼は結構、風呂場で頑張ることが多かったような。

いろいろ書き留めていくと、いろんなことがあった青春の記者時代です(笑)

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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