またしてもトイレットペーパーの買い占め騒ぎが起こっている。
何か社会問題が生じると、日本人はウ○コが1日に何回も大量に出るのかも知れない。

半世紀前、オイルショックの騒動、なぜか再び
1973年のオイルショックの時のトイレットペーパーを求める群衆の様子が、当時から"歴史を振り返る系のテレビ番組"では、庶民の愚かさの象徴みたいな形で必ず流されてきたが、今回だけはまさかとの思いだ。
オイルショックの時は恐らく口コミ。そして今回はSNSだからひとたまりもない。一瞬で全国にトイレットペーパー危機が拡大した。

ツイッター中心に瞬く間に噂が拡散
何でも紙がマスク量産に使われ、トイレットペーパーに回らない。製造している中国が新型コロナウイルスの影響で製造が遅れるている…だからドラッグストアへの入荷が少なくなる。
まあこんなデマが拡散し庶民がトイレットペーパーを目指したんだろう。
もちろんマスクとトイレットペーパーでは原料が違う。
トイレットペーパーは中国から数%しか輸入していない。
冷静に考えたら無くなる訳はないし、メーカーも大丈夫と太鼓判を押しているところがニュースにも流された。
売り切れがニュースになれば誰でも買い求める
しかしまだ収束していない。こんなニュースを見たら買い置きが少ない家庭はとりあえずトイレットペーパー確保に走るのは当然で、これを責めてはいけない。店から消えていれば誰でも不安になる。
最初にデマで走らされた庶民が買い漁るもんだから当然、一時的に店頭から消える。
さらにこれがニュースになるもんだから善意の第三者も当然、買っておかなきゃとなる。本当に堂々巡りだ。
SNSで流されるフェイクニュースを信用しないのももちろんだが、マスコミの諸君もバカバカしい現象だけニュースにするんじゃなく、きちんとメーカーからも取材し、収束させる努力をすべき。
こんなニュースは無視してくれた方がマシかもしれないよ。
もりもと なおき