ホストクラブのクラスター、なぜ止まらないのか
神奈川県では30日、28人の新型コロナウイルスの感染者がでたが、何とうち26人がホストクラブのホストだった。
複数の感染者の感染経路を調べるなかで、このホストクラブが浮上した。29日、主な従業員のうち未検査だった36人全員を集団検査したところ、25人の感染が判明。自主的に検査した1人と合わせ、26人の感染が明らかになった。
この店は29日までに従業員6人の感染が確認されている。
従業員のうち数人は、クラスターが発生している東京都新宿歌舞伎町のホストクラブでも働いていたという。

ホストクラブにいたという
パチンコ店にしたようにホストクラブも厳しく対応すべき
緊急事態宣言のさなか、パチンコ店に対してはあれだけ厳しい営業規制をかけながら、東京都などはホストクラブにはどういった対応を取っているのだろうか。
ちなみにパチンコ店クラスターは一度も起きていないが、東京も神奈川も大阪も営業自粛要請は執拗だった。
ホストのクラスター、頑張っている他の飲食店が気の毒だ
6月も終わりになり様々な飲食店も本格的に営業を再開した。しかしまだまだ新型コロナウイルス感染には要警戒。三密を避けるためソーシャルディスタンスをとったり、テーブルにアクリル板を設置したり、涙ぐましい努力をしての営業だ。
当然、広い店内でも3〜4割しか客を入れないから、当分は商売も厳しい。
しかし大半の飲食店がこれだけの努力の中、相次ぐホストクラブのクラスターはどうしたものだろう。
同じ歓楽街であればホストクラブでクラスターが発生しまくれば、当然、他の店の客足も影響を受ける。
ホストクラブ全体の店内での接客サービスを行政が見直し、きちんと対応できないのなら当分の間、営業自粛要請させるべきだ。
あまりに酷い。
もりもとなおき