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神戸女学院大学の広告…キャッチコピーの力を見た

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広告は見る人にハッ!とするインパクトを与えたら勝ちだ。

そういう意味でもコピーライターの仕事は重要。糸井重里さん、林真理子さん、児島令子さんとかは天才かもしれない。

サントリーウイスキー社員時代に鳴らした山口瞳、開高健も凄かった。

神戸女学院大学のコピー

最近、ツイッターでも話題を集めたが、兵庫県の神戸女学院大学の広告がなかなか素敵だ。

ハッとさせるのはもちろん、読むにつれ深い内容にグッとくる。

神戸女学院といえば日本のお嬢さま学校の西の代表校。女子だけでなくおじさんたちにもオールドファンが多いことで知られる。

日本の高等女子教育を牽引、貢献した歴史。写真のない広告の文面に、その伝統への誇りもみて取れた。そしてこの神戸女学院をもってしても少子化と女子大離れで、学生獲得に全力なんだなと。

女は大学に行くな

これに続き……

……という時代があった。専業主婦が当然だったり。寿退社が前提だったり。いま、女性の目の前には、いくつもの選択肢が広がっている。そのぶん、あたらしい迷いや葛藤に直面する時代でもある。「正解がない」。その不確かさを、不安ではなく、自由として謳歌(おうか)するために。私たちは、学ぶことができる。この、決してあたりまえではない幸福を、どうか忘れずに。たいせつに。

ここ半世紀の大学進学率(4年生)は1955年が男13.1% 女2.4%

2013年は男54.0% 女45.6%

女子大を選択するのもありじゃないかと、女子高生に思わせただろうか。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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