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立て看板撤去から"学祭で酒飲むな"まで。学生管理進む国立大学

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『学園祭で酒飲むな』大丈夫か、素直に管理される学生たち

大学の学園祭で"酒を飲むのを禁止する大学が増えている"と、毎日新聞の特集記事が伝えている。

同社が国立大学を中心に調査したところ延103学園祭のうち、なんと77もの大学祭で飲酒禁止の措置が取られているというから、驚きだ。

もちろん、学生運営側の自主的なものもあるんだろうが当然、当局の働きかけだろう。

急性アルコール中毒などで10年間で29人も死亡しているから、大学の厳しい対応も理解はできるが、そこまで管理するのか?との思いだ。

立て看板なども一方的に撤去され、学生たちの自治はますます侵されている。しかし大学の強権ぶりもさることながら、素直に言うことを聞く学生らに私などは危機感を抱く。

自由な校風、京大までも酒類が禁止された

学祭で完全に酒類禁止としたの、はなんと8割近くにも及ぶ

毎日新聞が全ての国立82大学の大学当局や、学生の運営組織にアンケート調査を実施。複数回開催のケースもあり、80大学の計103学園祭から回答があった。

『酒類の販売、持ち込みも認めず、飲酒禁止』としていたのは60大学の77学園祭。飲酒による事件・事故の防止が主たる理由だが、現実に事故が多発。中には死亡事故に至るケースもあった。
また周囲への迷惑行為をあげる大学もあった。

このほか販売は禁止だが持ち込みまでは規制しないーが、4大学4学園祭。酒量などを制限するのは17大学20学園祭。販売量やアルコール度数、エリア、時間などを制限した。

文科省から大学、学生への通達。失った自由は取り戻せない

こうした背景には、大学生の一気飲みに伴う重大事故の増加を重くみた文部科学省が2012年、『飲酒に関する指導徹底』を各大学に通知したことがあるようだ。

それまで概ね学生の自主性に委ねていた大学側が管理強化に乗り出した。

もちろん、大学生は18才からいる。未成年者の飲酒の問題も抱えるから、管理者としての大学当局も何らかの対応を図る必要があるのかもしれない。

しかしこんなことまで大学に管理される大学祭なら、やめた方がマシだ。あの京都大学まで立て看板を強制撤去され、酒もことしから禁止されたという。
大学の学生管理もほどがあるというものだ。

学生諸君に言いたいのは、失った自由は取り戻せないということだよ。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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