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立法府への異常で不当な介入。改憲巡り衆院議長交代に触れた萩生田発言

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裏で安倍首相が言わせ、観測を測っているとの見方も

自民党は人材豊富なのに、なぜこのレベルの人物が重用されるのか?萩生田光一氏ごときがいやしくも衆院議長に対し、『憲法論議を停滞させるなら交代だ』などと、自分の意思で言えるだろうか?

これまでも政局の節目節目で、力量以上の大胆な発言をし話題になったが、今回もか?

萩生田光一自民党幹事長代行

萩生田氏は世耕経産相などと同じく、安倍首相のいわゆるお友達。能力は疑問符だが、自民党幹事長代行という要職につけてもらっている。

これまでの様々な発言も、"安倍首相が萩生田に言わせて党内や世論の観測を測っているんじゃないか?"との見方は多々あった。

立法府への不当な介入は三権分立を間違いなく崩壊させる

しかし今度はなんと衆院議長人事まで。三権分立の精神からしたら立法への極めて不当な介入と言わざるを得ない。
党役員はそこまでは偉くない。

参院選が終わりどうも改憲に向け、様々な動きが出てきた。改憲発議に必要な3分の2議席以上を与党がとれなかっただけに、どうも変な動きが加速している。

数日前、ネットテレビでの国民民主党代表、玉木雄一郎の『私ね、変わりました!』の恥ずかしい発言。

そしてこの萩生田発言。
どうも政権に改憲を巡る議論を進展させたいとの思惑があるようだ。

しかし衆院議長の交代は総選挙後に行われるのが慣例だ。なぜ今なのか?

首相が意欲を示す改憲議論の停滞を理由に、議長の進退に触れた萩生田氏の無茶な発言は波紋を広げそうだ。

それとも自民党内はまたしても沈黙なのか何が怖いのか?

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morimoto_ naoki72

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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