竹下派、石破支持に動く⁈
秋の自民党総裁選。三選目指す安倍総理に、対抗馬の一人として石破茂さんが名乗りをあげたが、まだまだ安倍一強状態は変わらない。しかしここにきて竹下亘会長の竹下派が石破支持でいく可能性が高くなってきた。個人的な安倍支持議員には強制しないとのことだが、総裁選後、派閥人事で冷やメシを食うことがあっても貫いて欲しい。
いやいや、まだまだ結果は分からない。小泉進次郎氏も評論家に終わらず、今こそ動いて欲しい。彼が石破支持でう動けば、彼の人気で一般党員票には大きな変化が出るはずだ。
やはり竹下派。田中角栄さんや竹下登さんの系譜だ。動く時は動く。参院議員が多い派閥だけに、安倍一強で迎える来年の参院選への影響も考えたんだろう。すでに引退しているが、派閥OB青木幹雄さんの発言力もあったんだろうか。いいことだ。
残念な宏池会岸田さんの撤退
しかしここにきて、先日、早々と総裁選不出馬を表明した宏池会、岸田文雄さんの弱腰ぶりが、あまりにも残念。岸田さんが出ていたら状況はかなり変わってきたのにと、思われる。
あと野田聖子さんもまだ出馬の意欲はあるようだ。5日には総裁選に臨む政策も発表した。あとは推薦人確保だが、金融庁を巡る問題もあり、今回は難しいのではないだろうか。
石破派には徳島県は後藤田正純、福山守の両衆院議員もいる。自民党に独裁政治は似合わない。幅広い政治勢力が集いはっきりとモノがいえる、そして少数派の意見もきっちりと聞くことができるのが、昔の自民党政治であったはずだ。こうしたことを前面に出して戦って欲しい。
まだ分からないと思う。
もりもと なおき