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筆記合格も何故か官僚の道選ばない、地方国立大生。いけばいいのに

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地方国立大生、キャリア官僚試験合格も地方公務員選択

霞ヶ関で働く国家公務員総合職(いわゆるキャリア、以前の上級職)の合格者のうち、年々、東京大学出身者の占める割合が減ってきているが、それに代わり私立大学、地方の国立大学出身者が増えている。

しかし地方の国立大学出身者はせっかく合格しても、どの省庁へも進まず、地元の県庁や市役所を選択するケースが多いという。

中央省庁は東大を中心にした"旧帝大"出身者が多いイメージがあり、やはり抵抗を感じるのだろうか。ならば受けなければ良いと思うが…

地方大学出身者こそ中央省庁で仕事をすることが地方創生にも繋がると思うだけに、残念な選択であると思わざるを得ない。

岡山大学は学部生では堂々6位の合格実績だが

例えば2019年度の国家公務員総合職、大学別合格者数で10位の岡山大学の場合、55人(女性26人)もの合格者をだしながら、実際に中央省庁に就職したのは10人以下だったという。

また広島大学でも37人も合格
したが、キャリア職となったのはわずか6人しかいなかったという。

岡山大学と広島大学

誰でもが合格できない難関試験だ。それなりの準備もいる。せっかく受かりながら、どうしたのだろうと思う。

岡山大学の国家公務員総合職合格者は毎年、大幅に増加しているという。
19年度の合格者55人のうち、大学卒の合格者は49人で大学院卒を除く大卒での合格者数では6位という優秀さだ。
そして受験は200余人ほどだから、極めて合格率も高い。

キャリア官僚選択せず、地元県庁などに就職

しかし卒業後の進路をみたらキャリアの道は選択せず、同じ公務員でも岡山県庁など出身県の県庁へ入庁している。

何が何でもキャリアになるーなどという上昇志向は薄いのかもしれない。
力試しのような感覚なのかもしれない。
そして最近の政治主導で自民党政治家の不祥事の尻拭いを強いられることも、敬遠する一つの理由かも。

キャリア官僚は東大を中心としたいわゆる旧帝大出身者が占めるイメージはあるが、最近の合格者別大学をみたら、昔ほど極端でないのは一目瞭然だ。
旧帝大出身者へのコンプレックというのでもないだろう。

地方からの省庁回りにはハンディはある

もっとも総合職の場合、筆記は合格しても希望の省庁に入れるとは限らないし、どこも入省できないケースもある。

筆記試験は合格しても省庁訪問して何度も面接を受け、相思相愛にならなければ、キャリアにはなれない。
地方大学の場合、何度も東京へ足を運ばなければならない、ハンディもある。

地元愛も分かるが、受けて合格した限りは中央省庁で活躍してもらいたいものだ。当然、母校のグレードアップに繋がるし、地方創生にも繋がる。

もりもと  なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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