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終末医療は姥捨山じゃない!5人の命奪った藤掛第一病院の熱射地獄

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終末医療の意味が分からない病院関係者


終末医療を司る病院は、重篤な病を持つ高齢者が、できるだけ苦痛がないよう心穏やかに最期を迎えるところであり、その日まで医師や看護師は全力で手を施してあげる場と理解していたし、そうでなければならないと、思っていた。

熱射地獄に6日間も放置

しかしこの度、岐阜市の「Y&M 藤掛第一病院」のように、エアコンが壊れ、熱射地獄のような病室に6日間も放置され、5人が死亡させられた病院も終末医療をうたっていた。

エアコン故障と死亡は関係ないと語る院長


横浜では点滴で殺害も

また神奈川県横浜市の旧大口病院(現横浜はじめ病院)で、一昨年、殺人容疑で逮捕されている同病院元看護師久保木愛弓容疑者(31)が点滴に毒物を混入させ、複数のお年寄りを殺害した病院も終末医療をうたっていた。

取材に応じる大口病院院長と、逮捕された元看護師久保木容疑者


事件当時、病院前で取材に応じる両病院院長の話しがテレビでも放映されたが、この2人、ひじょうによく似ている印象を受けた。

預かっているお年寄りの死についてどう考えているのか。横浜大口病院は短期間、事件発覚前の82日間でなんと48人も死亡していたが、院長は『うちは重篤なお年寄りが多いから』と、この間、この院長が何か手を打ったこともないようだった。

事件は現在、3件が殺人罪で立件中だが、それ以前は全て自然死扱いで火葬されている。看護師は自供を続けても結局、立件できずに、終了するだろう。久保木容疑者は『20人はやったと思う』と、話している。

また、藤掛病院の院長は『エアコンなしと5人死亡は関係ない。もともと重篤な患者だった』言い切った。死亡診断署は病死としていたことがわかっている。

35〜36度の病室で6日間も置かれたら熱中症になるのはバカでも予測がつくし、重篤な患者なら死に至るのは素人でも分かる。司法解剖の結果、4人に熱中症の症状が出ていた。

だから岐阜県警は殺人容疑での家宅捜索となったんだろう。明らかな未必の故意だ。院長だけの責任ではない。

終末医療を姥捨山にするな!

長いこと一生懸命人生を歩み、最後は終末期医療をうたった病院に入ったのに、こんな形で死んでしまったのは本当に無念だったと思う。

そして両病院は院長だけでなく、他の医師やら多数の看護師もいた。何故、もっと早く声をあげるスタッフはいなかったのか。そこにも大いに疑問が残る。

終末医療を現代の姥捨山にしては絶対、ならない。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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