破綻したバーニーズ・ニューヨークの売却先決まる
百貨店不況は世界共通だ。アメリカニューヨークの高級百貨店バーニーズ・ニューヨークが経営破綻したのにも驚かされたが、このほど、譲渡先も決まったようだ。
しかしバーニーズニューヨークというブランド名はどうなるんだろう。
世界中にファンが多いだけに、ブランドの行方も注目される。
日本にはバーニーズ新宿店や三田アウトレットなど12店が
実は私もバーニーズのファンで、東京新宿へ行ったときは必ず新宿店に立ち寄った。
まだネクタイは何本が持っている。
息子が大学4年生の冬に、社会人になってから着こなせるようにど、コートを買ってやった。
いまだに冬、それを着て出勤するとセンスの良さを褒められというから、やはり都会的な仕上がりだ。
当時、新宿店でもニューヨーク店と同じく、黒服のイケメンスタッフが入り口に立ち、ドアを開けてくれるなど、アメリカナイズされた接遇に感激したものだ。


あと神戸三田のアウトレットにもバーニーズは店舗があり、バーゲンの時は良くいった。
経営母体が替わってもブランド名は存続して欲しい
破産申請時には米国内に22店あり、うち15店を閉鎖し、ニューヨークやボストン、サンフランシスコなど7店の営業は続ける予定だったが、結局、断念に追い込まれた。
バーニーズは日本には1990年に初出店し、新宿店やアウトレットなど12店舗がある。
日本法人は2015年に流通大手セブン&アイ・ホールディングスの完全子会社になっている。
今後、サックス・フィフス・アベニューという同業者にブランド使用権を与えるということだが、やはり有名な『バーニーズ・ニューヨーク』という名前は残して欲しい。
それより日本の店舗は、いずれもこのほど撤退が決まった徳島そごうを運営するセブン&アイホールディングスが所有するが、どういう形で残るんだろうか。
もりもと なおき