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経済は別だ。中国政府の弾圧から香港人を守るのは国際世論しかない

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私たちの知る香港は遠い昔のことに

恐らくわれわれが知っている香港は刻一刻、変わっていくだろう。中国の国家安全法によって完全に中国、香港の一国二制度は終焉を迎えた。アジア一の国際金融都市も完全に崩壊していくだろう。

イギリスの統治下、ヨーロッパ型民主主義の教育を受けた香港人にとって、極めて不自由な社会となる。
国際社会が中国の暴挙にきちんと声を上げることが必要だ。

香港警察が学生たちを弾圧しているニュースを見て、すでに完全に中国警察じゃないかと思った。
催涙弾は普通は斜め上に向けて撃ち、空中で拡散する催涙ガスでダメージを与える。しかし今やニュースで見る限り、香港警察は全て水平撃ちをしていた。
当然、人に命中すれば命に関わる。

民主化を求める香港の市民

中国政府はそんなに民主主義と自由が怖いのか

中国政府はなぜ世界に誇りうる国際金融都市を国家として保護するのではなく、崩壊に追い込むのだろうか。
それは国益に反する愚行ではないかと普通はだれでも思う。

しかし習近平総書記ら中国政府の考え方は、国内に1ヶ所でも体制の違う都市を抱えることこそ、国益に反することなのだ。
自由な空気が国家に拡散していくことを共産主義者は必要以上に恐れているのだろう。同じように台湾の存在も許すことができないのだ。

日本の経済発展に欠かすことのできない中国の存在

日本のインバウンドの主流はご存知のように中国人観光客だ。また人口14億人を抱える中国は巨大な貿易相手国として大切だ。日本経済にとって欠かすことのできない存在であることは間違いない。

しかしだからといって酷い人権侵害をする政府と、経済だけのお付き合いをしていればいいのか。
国際社会の中でも極めて存在感の大きい中国であるからこそ、隣国として人権侵害には政府はもちろん、われわれ個々も声を上げる必要がある。

ヒーロー万年筆を買った頃の素朴な中国は遥か彼方に

少年時代、日本全国を巡った『中国展』にいき、米国のパーカー万年筆と瓜二つの『英雄(ヒーロー)万年筆』を400円で買い嬉々とした世代だ。これが中国を知った原体験だった。

さらに'70安保世代としては米国とソ連には反帝国主義、反スターリン主義として猛烈な反発はあった。でもまだまだ発展途上の入り口にいた素朴な中国には皆んなシンパシーを抱いたものだ。

民主化叫ぶ周庭さんらを守るのは国際世論しかない

そして日中国交回復。その後、飛躍的な発展の中で起こったのが、学生や市民による民主化運動を武力で制圧した天安門事件だ。

以来、これが中国政府の正体であるとの思いは拭えない。

かなり怖くなってきたと話す周さん


香港の民主化運動のリーダー、周庭(アグネス・チョウ)さんは日本のテレビ局とのオンラインインタビューで『かなり怖くなってきました』と、政府の弾圧が迫っていることを語っていた。
彼女たちの自由を守るのは、国際世論の監視と中国政府への抗議しかないだろう。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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