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経済的な相乗効果で成り立つ、ラブホテルとデリヘルの密接な関係

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ラブホテルと風俗産業・デリバリーヘルスの経済的関係


ある高名な知人が徳島に来た時、冗談めかしてこう言った『森本クン、ラブホテルって徳島の地場産業かい?』って。なんでも東京からの飛行機が着陸態勢に入った時、窓から滑走路周辺に何軒もラブホが見えびっくりしたと(その頃、確かに空港周辺に5〜6軒はあった)。

そしてクルマで走ったら、またたくさん目撃したようだ。

言われるまでもなく、人口からしたら確かにかなり多いかもしれない。一部の地域には相当数密集している。その時、知人には『娯楽が少ないのと、カップルが愛情深いから…』と答えたが、最近のラブホはカップルだけを待っていたら、とても商売、成り立たないようだ。で、逆に利用対象を絞ればまさにバブル状態のラブホも多数、存在すると聞く。


普通のカップル相手のラブホ経営は厳しいのが現実。なぜか?


それはいわゆるデリバリーヘルス利用者がたくさん使うラブホテル。1人の利用時間がせいぜい2時間までだから、極めて回転率がいい。さらに回転を良くするためには、たくさんデリヘル利用客が来る地域への立地が大切。あまり徳島市内中心部から離れるとダメ。中心部過ぎてもダメとか。

ある地域には5〜6軒、ラブホが軒を寄せている。午前中から終日に渡りデリヘル利用者の利用が多く、結果、デリヘル業者も多数が派遣女性の待機所を近隣のマンションに置いているケースも多いから、ますます回転が良くなっているようだ。

また、とんでもなく遠い郊外のラブホは苦戦している。以前、知人の建設会社の社長が徳島市からかなり離れた場所に、古いラブホを購入。豪華に改築して再営業すると嬉々として話してくれたから、私はその場所なら絶対やめた方がいいと、アドバイス。結局、やってしまったがデリヘル客の利用も全くなく、閑古鳥となり、閉店したようだ。

とてもくだらない例でしたが、2つの事業が上手く絡み合うと、大きな利益を生むとのお話でした。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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