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絵本のように美しいクライストチャーチ市での、許し難い無差別テロ

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まるで絵本のように美しい街だった

ニュージーランドの南島の主要都市、クライストチャーチ市で過ごした思い出はいつまでも心の中でキラキラと輝いている。

20代の終わり頃、ホームステイをしながらこの街の小学校を取材した。街の全てが美しく人々は親切で、童話の世界にいるみたいな感覚だった。

 

絵本に出てくるような市民のこじんまりした家々と、花が咲き誇る自慢の庭。緑濃い公園を歩けば流れる小川に鮭が上がってきたのにも驚いた。

訪れたエルムウッド小学校の広いグラウンドに敷き詰められた、色鮮やかな芝生の色も忘れられない。

2011年の大地震で倒壊したが、街の中心部にある大聖堂を中心に、敬虔なクリスチャンの市民によって街が形成されていたようだ。

 

移民先にNZを選んでくれた人は大切な国民

そんな愛すべきクライストチャーチで15日.とんでもないテロ事件が起こった。
2カ所のモスク(イスラム教礼拝所)で銃乱射事件があり、計49人が殺害され、約50人が負傷した。NZ警察は3人の男女を殺人容疑で拘束、関連を調べている。

襲われたイスラム教徒ら

NZのアーダン首相は記者会見で「事件は十分に計画されていたとみられ、テロ攻撃と言えるのは明確だ」と述べた。また、反移民感情が動機の可能性があることをほのめかした。

人口的には弱小国。移民を受け入れることで国の経済が成長する。
アーダン首相は

『移民先にニュージーランドを選んくれた人たちは、同じ国民なんだ。テロリストこそこの国で生きられない』

と、排外主義に激しい怒りを示した。

私のホームステイ先のお父さんはサラリーマンなのに、私が滞在中、仕事に行かない。
理由を尋ねたら『今、わが家で一番大切なのはナオキ(私です)をもてなすこと。だから仕事はお休み』と、答えた。

外から来た人をそれだけもてなす国だから、移民のイスラム教徒の虐殺は、ニュージーランド国民にとって許し難い犯行だろう。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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