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胸に響いた若い看護師さんの心からのことば

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『娘くらいの看護師さんにキツく怒られ、心に響いたこと』

抗がん剤の激しい副作用で倒れ、収容されたICUからやっと出て一般病棟に戻った直後だ。私もかなりモチベーションが下がっていた頃だった。
そんな時、深夜、回診に来た看護師さんに、この仕事は大変だなぁと、改めて感じていた。


とりわけ私が入退院する消化器・移植外科病棟は癌患者が多く、大きな手術直前、直後の人、抗がん剤治療中の人…いずれも目を離せないし、手間もかかる患者ばかりで肉体的にも精神的にも大変だ。

そして自分も新聞記者だったから仕事柄、夜勤も宿直もあったし深夜、未明の呼び出しは多かった。これで相当、身体が消耗したから、看護師さんの夜勤や宿直のキツさは理解できた。

そんな不摂生がたたってか新聞には退職後、早死にする先輩もいたことなど、同じ夜勤の過酷さを話した。
そして『先輩みたいに僕も結局、癌で早死にすることになっちゃったよなぁ…』と、何気なく言った時だ。

娘のような年齢の看護師さんが厳しい口調で『何でそんな投げやりなこと言うんですか!森本さんを助けたいからドクターも私たちも一生懸命、頑張ってるんです!二度とそんなこと言わないでください!』と、かなり本気でキツく怒られた。

確かにそうなんだ。一生懸命医療行為と看護をしても患者が病と闘う姿勢がないと、彼ら、彼女らの努力は届かない。
心から心配し誠心誠意尽くしてくれる家族に対してもそうだ。


この看護師さんの真剣な言葉を聞き、改めて自分の病ときちんと向き合うことが、患者の責任だと思った。
心からありがとう。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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