今話題の橋本岳氏は橋本龍太郎元総理の息子
元総理大臣、故橋本龍太郎さんはプライドの塊だったと言われた。有名な厚生族で、医療や薬事行政には滅法、強かった。
だから厚生大臣の時は厚生省の担当係長並みの知識があったから、職員は皆んなビクビクしていた。
当然、こうした細かい人は職員には人気がなかったが。
橋本岳という厚生労働副大臣のツイートが炎上している。
橋本龍太郎さんの次男。オヤジにならってか厚生畑を歩いている。
この人については妻へのDVでパトカーが出動し週刊誌のネタになったくらいしか知らなかったが、また話題になっている。

感染症のプロ岩田教授、クルーズ船から2時間で下ろされる
日本の感染症のプロのひとり、神戸大学医学部の岩田健太郎教授がダイヤモンド・プリンセスに乗り込み、自分の目で見た船内の様子を、ひじょうな危機感を持ってYouTubeで報告した。

簡単に言うと、ダイヤモンド・プリンセス号における感染拡大予防策が不十分で、感染症の専門家から見た船内は、怖いくらい危険だとの内容だった。
テレビでも流れたし、アメリカCNNや英国BBC放送でも取り上げられた。
何故、岩田教授に協力を要請しないか、素人は疑問
それに対し陣頭指揮するひとり、副大臣としてのプライドが傷つけられたのか。厚労省が現場指揮した上での不備が次々と暴かれたためか。何故か怒りのツイートをしたものだから、それに対する一般の橋本氏への批判ツイートが溢れている。
岩田さんは過去にはエボラ出血熱やSARSでも、現地で治療と研究に当たった経験をもつ。
新型コロナウイルスについても、自分の目でダイヤモンド・プリンセスの状況を確かめたかったようだ。
しかし何か現場で行き違いがあったのか、わずか2時間で船を下ろされた。
橋本厚労副大臣、自分が岩田教授を船から下ろしたと
そして橋本氏がこんなツイートをした。
お見掛けした際に私からご挨拶をし、ご用向きを伺ったものの明確なご返事がなく、よって丁寧に船舶からご退去をいただきました。多少表情は冷たかったかもしれません。専門家ともあろう方が、そのようなルートで検疫中の船舶に侵入されるというのは、正直驚きを禁じ得ません
何があったのか。ひじょうにイヤミな文章ではある。
橋本氏は岩田教授が乗り込んだ時、ダイヤモンド・プリンセスにいたのだろうか?
これに対し岩田教授は会ってはいないと言っているが、認識がなかったのかもしれない。
当初、感染症専門家不在と指摘されたダイヤモンドプリンセス
ダイヤモンド・プリンセスの検疫については当初、感染症の専門家がいないことが危惧されていた。
岩田教授が自ら望んで乗船したのだから、副大臣が船内で会ったのならお手伝いをいただいたら良かったのにと思う。何も政治家が市井の学者を、Twitterなどで批判することもあるまい。
しかしながら何故か岩田教授は翌日、投稿していた自身のYouTubeを削除してしまった。そして会見で『私が投稿した動画の役割は終えた』と言った。
クルーズ船内のスタッフからは『われわれの思いを代弁してくれた』と、岩田教授のYouTube投稿に称賛の声が上がっているというが…
もりもと なおき