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船戸優里被告が懲役8年を不服として控訴。高裁で何を争うんだろう

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8年でも相当、軽い判決になったと理解したが、なぜ控訴?

全く理解できない。本人の意思なのか?または弁護人の考えなんだろうか?
高等裁判所で夫の暴行からわが子を守れず、結果、死なせてしまったことについて母はどんな争いを検察官と繰り返すのだろう。

もしDVの影響をさらに加味され量刑がわずかに少なくなったとして、船戸優里被告の気持ちはそれで救われるんだろうか。

一審の東京地裁は求刑11年に対し、懲役8年だった。それでも求刑の7掛けだから軽いと思ったが…

東京都目黒区で昨年3月、船戸結愛ちゃん=(当時5才)が、父親の船戸雄大被告から日常的に執拗な暴行を加えられ死亡した事件。

元夫雄大被告の激しい暴力から、母として結愛ちゃんを守ることができず、保護責任者遺棄致死の罪に問われた母親優里被告(27)の弁護人は30日、東京地裁の裁判員裁判判決を不服として、東京高裁に控訴した。

雄大被告から受けたDVの心理的影響をもう一度、検証か

17日の一審判決は、元夫雄大被告(34)=同罪などで起訴=から優里被告が受けた心理的ドメスティックバイオレンス(DV)の影響を指摘はしたが、「最終的には自らの意思で従っていた」と認定した。そして責任を大幅に減らす事情とはできないと判断された。
検察側は懲役11年を求刑し、弁護側は懲役5年が相当だと主張していた。ちょうど中間の判決となった。
また高裁で優里被告への雄大被告からのDVについて、どれだけ彼女の心に影響を与えたか、その心理的影響をさらに詳しく調べることになる。
さらに雄大被告の裁判も明日、初公判。こちらの裁判の流れ、雄大被告への被告人質問の内容も、今後の優里被告の裁判にも影響しそうだ。

もりもと  なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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