書店や文具店に来年用の手帳が並ぶ季節となった。スマホのアプリもあるが、やはり自分で予定を書き込む手帳の人気は根強い。
ある手帳メーカーは昨年の売上高が過去8年で最高だったというから、デジタルツール時代、手帳の存在感は増しているのだろう。

自分で日々の日程と備忘録として書き込むことが大切
手帳のメリットは見開きだから1週間のスケジュールが一瞬にして分かることじゃないだろうか。
そしてやはり文字を打ち込むより自分で書くことがより日程を把握できるように思う。
すでに書店や大きな文具店には2020年用が山のように積まれている。
名古屋にらある手帳メーカーが女性を対象に、30〜40代の働く女性を対象に調査したが、手帳とデジタルツールと併用している人が全体の60%、残りは手帳のみだった。
日程の記入以外に個人データや日記代わりにも
手帳を使う目的は日々のスケジュール管理が71%と最も多かったが、体重の変化、お金の使い途、睡眠時間を記入している人が34%も。
あとは日々の出来事(31%)自分の気持ちと向き合う(23%)夢の目標の記入や管理(20%)など、日記がわりにも使われていた。
また日本能率協会マネジメントセンター(東京)が全国20~60代の男女約1万9000人対象のインターネット調査では日程管理の主なツールはトップが手帳(29%)で、2位スマホを上回った。
特に20代女性が男女世代別でトップ(36%)を占め、若い人に支持されるという意外な結果だった。
女性の大きく、男は内ポケットに納まるものを
周りを見ると、女性はポケットではなくバッグに手帳を入れるケースが多いから、男より大型のものを使っているケースが多い。
男はどうしても背広やジャケットの内ポケットにちょうど納まるものが好まれる。
一時期、システム手帳なる分厚く大型のものが大流行し、私も購入したが、いく先々で忘れてくるのですぐに止めた記憶がある。
なくしたら行動がにっちもさっちもならなくなった時代も
記者時代は会社から、議員時代は議会から支給されたものを使ったが、特に議員時代は手帳がないと生きていけないくらい大切なものだった。
特に絶対、日時を間違えてはならない議会の日程、人との面談、公私に渡る出席行事まで。一度なくした時はパニックになるほど不可欠のものだった。
最近は?特に手帳がなくとも記憶できるくらいスカスカのスケジュールです(笑)
もりもとなおき