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若者の死因は自殺がトップで、先進国では日本だけという衝撃

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こんな悲しい話があっていいのか。昨年のわが国の10才〜39才の死因の第一位はなんと自殺だったという。世界でも日本だけの現象だ。これをどう判断したらいいのか。

自殺者…全体数減少も10代だけが増加

昨年の自殺者の数は前年よりも減っているにも関わらず10代だけは増加しているというから、胸が痛む。

そしてことしはコロナ禍の中、8月は自殺が激増していることも報告されているが、これも若者が多い。

若い世代にとって生き難い国にしてしまった原因からはっきりさせなければ、自殺を減らす解決策は見出せない。対処療法で解決できる問題ではないのだ。
根は相当、深い。

若年層の死因、自殺がトップは日本だけの現象

令和2年版の厚生労働省『自殺対策白書』によると、昨年の自殺者数は2万169人で、前年よりは671人少なかった。

減ったのは良いことだが、全世代的に減少する中、10代だけは唯一、前年より増加した。15~39才の各年代の死因は自殺が最も多く、先進国では日本だけにみられる深刻な事態だ。

10代の自殺率は過去最悪の数字に

10~19歳の自殺者は659人。全体で671人減少した中で10代だけが前年より60人も増加している。
人口10万人当たりの自殺者数を示す自殺率も、前年比0.3ポイント増の3.1で過去最悪を更新した。

15~39歳の各年代の死因は自殺が最多だ。がんなどの病気や不慮の事故を上回っている。

そして15~34歳で比較した世界保健機関(WHO)の資料ではこの年代、先進国で死因1位が自殺なのは日本だけで、韓国と並んで若年層の自殺が深刻化している。

今夏、若者と女性の増加は明らかにコロナ禍の影響も

コロナ禍の影響もやはり出てきた。厚労省と警察庁の集計では、ことし8月の自殺者数は1849人となり、なんと前年同月比では246人もの増加となった。

今年は8月まででは1万3112人と前年比746人の減少しているから、8月の突出ぶりがわかる。
そして男性は1229人で、前年比の増加率は7.9%だが、女性は660人で、なんと前年比42.2%と大幅に増えていることに驚く。中高生の自殺も目立った。

学校は春以降、長い休みだった。コロナ禍での不規則な生活が女性や青少年の心に、なんらかの影響があったのは間違いないだろう。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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