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英国のEU離脱を決めた国民投票の危うさ。日本も"改憲"で教訓に

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大混乱が続く英国議会のお粗末さ

"議会の国"のはずなのに英国議会の酷さに、世界中が呆れている。いつまでグズグズしたら気がすむのが。粘ればEU離脱が覆るのか。

そんな訳はないだろう。今、議会がやらなきゃならんのは離脱後のイギリス経済のため、EU各国と関税面などで話し合い、少しでも良い方向に詰めることじゃないのか。

世界中、大いに関係がある。英国経済が破綻したらリーマンショックどころじゃないからだ。

議会は月曜日にEUとの合意案について3度目の採決となるが、また否決される公算は大きい。メイ首相と議会の関係も相当、こじれている。

与党・保守党も野党・労働党も党内はぐちゃぐちゃになっている。議員は救国よりも、特定の支持層にアピールすることに余念がないからだ。

そしてメイ首相や対立する党派や政党を批判することに腐心しているという。イギリス議会が責任回避を続ける限り、この状況は打開できないだろう。

後悔先に立たずを、日本も教訓に

もう一度、国民投票をやり直してくれみたいな市民運動も起こっているが、無理なんだよ。

国民の判断はいかに危ういものかが、この英国のEU離脱の国民投票でよくわかったと、世界中に知らしめたのが、この国民投票の効用だったかもしれない。

翻ってわが国を見れば憲法を改めるのも、仮に国会を通ったとしても国民投票がある。
世論調査では安倍政権下での改憲に反対する人の方が、賛成派より多数を占める。

しかし改憲反対派が気をつけなければいけないのは、一度国民投票で決まってしまえば大阪都構想のように、もう一度とはいけないのだ。

私はイギリスのEU離脱か否かを決めた国民投票の背景を聞く度に、国民投票で意思を示す国民の行動に、危うさを感じざるを得ない。

改憲反対派は世論調査に楽観せず、真剣に国民投票の行方を考える必要があるだろう。

国民投票は他人の意見に流されないことが大切

過半数を占めても後で投票までの様々ことが分かり、後悔することになる。
英国民は"英国がEUに残留すれば、イギリスはユーロ諸国が財政難に陥ったときの金融支援に参加させられる"など、離脱派によるいくつかのウソが投票行動に繋がった。

今、イギリスがやらなきゃならのはEU離脱後の国をどうするかということだ。もう後戻りはできない。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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