夫婦の歴史は他人は分からないし、2人の家庭での力関係も家族しか分からない。でも国家のトップであれば外遊の時はやはり奥さんと手を繋ぎエスコートすべき。昭和の男の振る舞いは世界には通じない。

安倍さんご夫妻のように手を繋がなかった菅首相ご夫妻
今回、菅首相は首相就任後、初の外遊でベトナム、インドネシアを訪問したが、ファーストレディとなった妻の真理子さんも同行した。
お2人が特別機で羽田を出発したり、ベトナムへ到着したところをニュースで拝見したが、飛行機のタラップを上がる時、降りる時、夫妻が手を繋いでいなかったことに気づいた人は多いのでは。
それどころか奥さんは菅さんの一歩後ろにいた。
前任の安倍さんほど妻昭恵さんとともに外国を訪れた総理大臣はいない。そこでいつも見慣れた風景だったのは、タラップの上がり降り、必ず安倍夫妻は仲良くギュッと手を繋いでいた。


"昭和の男"のテレはわかるが、諸外国には通じない
菅さんが総理就任の際、妻の真理子さんも話題になったが、どうも安倍昭恵さんとは真逆で、表には出たがらない奥さんのようだ。でも夫婦仲はすごぶるい良いらしい。
まあ、菅さんは71才。良い意味でも悪い意味でも絵に描いたような昭和の男だ。今まで奥さんと人前で手を繋ぐなどは恥ずかしくてしたことがなかったんだろう。
奥さんだって内助の功でずっと夫を立ててきたに違いない。だからなのか。タラップを上がる時も夫の少し後ろに続いた。恐らくこの光景はレディファーストの国なら違和感を持たれるだろうね。
奥さんと手を繋ぐよう、だれか菅首相にアドバイスを
わが国のことしのジェンダーギャップ指数は123位。先進国では最下位も同じくらいの順位だった。
当然、女性の社会参加が遅れている証の数字だ。
今後、菅夫妻で欧米はじめ諸外国へ行くこともあるだろう。今の夫妻の距離間は恐らく違和感を持たれるケースは、外国では必ず出てくる。
やはりジェンダーギャップ指数の低い国だなあと。
今度、外遊するときは、菅夫妻が安倍夫妻のようにギュッと手を繋ぐ姿を見せて欲しい。だれか女性からアドバイスをするべきだ。とても大事なことだと思う。
もりもとなおき