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菅長官、景品交換所禁止など徹底したパチンコ規制示す。本気だろうか?

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菅長官、徹底したパチンコ規制強化示す


菅官房長官は雑誌のインタビューで第三次安倍政権ではギャンブル依存症対策に本腰を入れることを表明した。

パチンコ業界のグレーゾーン、景品交換所の禁止などを考えているようで、今後、政策として示せば、業界や利用者、党内外から激しい抵抗もありそうだ。

景品交換所は客の出玉を現金化する仲介所。本当に禁止ということになれば、パチンコ業界は壊滅的な打撃となる。

本気でギャンブル依存症対策をするなら、最も効果のある方法であり、今後の成り行きが注目される。

店で見かける年金世代。

依存症も多い


昔からたまにパチンコをする。タバコを吸いながら缶コーヒーを飲み、ひとりでやるのが何よりのストレス解消法だった。今はタバコは苦手だ。

いつも選ぶのは『海物語』という、年配者にたいへん人気の機種に限っている。業界の専門家によると、全ての機種で客の勝率が最も高い器械らしい。

確かに人気のある『北斗の拳』や『花の慶次』という機種は、ヤンキーも含め若い年齢層が圧倒的に多いが、海物語は私でも平均年齢以下かも(笑)

この台は年金で勝負しているジーさん、バーさんが圧倒的に多いような感じがする。だから皆んなハンパな打ち方ではない。

安い年金だと2日でパーになるとか。おばあさんでも背中に勝負師のオーラさえ漂い、鬼気迫るものがある。

リーチがかかる度に台を叩くわ、ガラスを撫でるわ、拝むわ、大騒ぎ。隣だといささか迷惑な時がある。

しかし私のスーパーリーチが流れ去ると、横から慰めてくれる(人の台も観察してるのか!)

ホールが面白くない台も置かざるをえない秘密


ところで昔から疑問に思っていたんだが、パチンコホールにはなぜ全く面白くない出来の悪い台もたくさんあるのだろうかと。新台なのにそのコーナーは何故かガラガラ。

人気のある海物語や北斗の拳ばかりにしたらもっと客が入るのではと、思っていましたが、簡単な話では済まないようです。

これも事情通に聞いた話しですが、人気機種ばかりだと、ホールにいくら集客があっても、新たな器械の導入がないからメーカーが儲からない。

メーカーは故意に全く面白くない器械も製造し、それをホールに買わせ、さらに不人気だとさらに別の面白くない新機種に替え、ホールに買い取らせるとのこと。

この面白くない器械を買わないと、メーカーが人気機種を大量に入れてくれないようですね。

デジタル機器は高く、1台数十万円。元も取れないまま泣く泣く新機種に替えなければならない時も多いとか。

だから客も怒るなかれ。ホールも大変なようです。

射幸心煽られ生活破綻の年金世代も


パチンコ店で見た情景を書きましたが、本当に年金世代が多く、中には生活保護者も。やはり射幸心を煽るパチンコで勝ち、生活の足しにと考えているようですが、実態は全く逆のような気がします。

政権が本気で確実に実行すれば、多くのギャンブル依存症患者が救われるのは間違いないでしょう。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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