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菅首相の息子が総務省幹部を違法接待。首相『知らない』ですまない

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菅首相周辺と総務省に繋がる疑惑を文春が報道

週刊文春によると流れはこうだ。
菅総務大臣時代、長男正剛氏が大臣秘書官に就任。9か月務めた後、株式会社東北新社へ。そして同社部長として総務省幹部を高額違法接待が明るみに。

そこでこの東北新社(本社・東京都港区赤坂)だが、同社は映画製作・配給、海外テレビ映画の輸入配給・字幕吹替の翻訳、テレビ番組制作、CM制作、セールスプロモーション・イベント制作事業、衛星放送事業などを行う企業としてこの業界ではトップ。
スターチャンネルなどは同社のもの。

電波を扱うから当然、監督官庁は総務省。その総務省の大幹部を同社が高額接待となれば当然、様々な疑惑を生んでも仕方ないだろう。

週刊文春より

総務省ににらみ効く総理の息子の接待だから問題なのだ

文春によれば総務省幹部たちは1人4万円を超す料亭や割烹で接待を受けたほか、手土産やタクシーチケットを受け取っていたとも。

接待の単価はもちろん、公務員が利害関係者から物品などを受け取ることは、国家公務員倫理法に抵触する違法な接待となる。

親子とはいえ別人格。息子がどこに勤めようが、他人がとやかく言うことではない。
しかし菅首相は総務副大臣、総務大臣を歴任し、いまだに総務省ににらみを効かせる存在は、衆目の一致するところ。息子は元総務大臣秘書官だ。

その息子が許認可が必要な企業に勤め、父親の影響下にある総務官僚に違法な接待をする。これが社会のルールから逸脱していないのかと、いうことだ。

菅首相も『承知してない』では全くすまない話しだ

文春記事について記者から問われた菅首相は『全く承知していない』とし、息子と(この件については)話さないとした。

官僚たちも違法な接待であることは十二分に認識していただろう。

しかし菅首相の息子に誘われたら当然、総理大臣の顔が浮かび断り切れないのは、容易に想像がつく。嫌な話だ。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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