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落選候補にかけることばって難しくないですか

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基本、放っておけばいいと思う

この時期、統一地方選挙で落選した友人、知人にかける言葉で困っている人が多いような気がします。
基本、冷たいかもしれませんが放っておけばいいんですよ。

縁起物のダルマ。頑張っても両目が入らないことも

都会の候補者のFBを見て驚かされるのは、落選した翌朝から最寄りの駅で"お礼と謝罪"と称して普段通りの活動をしていることだ。それも午前5時とかの始発からだから、凄い。

早朝からいきなり投票もしてないヤツに謝罪されても、通勤客もめんどくさいことこの上ないだろうが、やはり候補者としてのケジメと、自らは捲土重来を期しているんでしょうね。
立派だと思います。

私は布団から出れなかった

私の情けないところは、落選の翌日は布団から出ることができなかった。大げさでなく1週間はとても無理でした。
よほど信頼しているメンバー以外とは、話しをする気力もないのが本音でした。恐らく軽い鬱状態だったのは間違いないと思います。

それでも本当に優しい人は多く電話、ライン、FBのメッセンジャーと、落選翌日は終日、絶え間なく温かいメッセージが寄せられました。
『俺ってこんなに人気あるのになんで落ちたんだ?』と、本気で悩んだものです。

希望が叶わずに落選した人に声をかけてあげたい時は『おつかれさん!』とか『また残念会しような!』くらいでいいかと思います。

普段通り接してくれるのが一番ですね。
ただ、『僕も、私も、悔しくて眠れなかった…』みたいなのは、気持ちを共有してもらってるようで、有難いものでした。

あと政治家の出処進退は自分で決めることなんです。
『捲土重来を祈ってます』は若い候補には励みになりますが、候補者が年配だとどっと疲れさせることばかもしれません。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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