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虐待の父親は妻にもDV?浮かび上がる異常性と野田市教委の不手際

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女児のSOSを父親に見せた市教委の非常識さ

教育委員会というのは普通に考えたら絶対、してはならないことを平気でする無神経でアタマの悪い組織なのか⁈子どもを守る気はあるのか?
今回の事件で改めて教育委員会、学校、児童相談所のダメさを再認識した。

千葉県野田市の小学4年栗原心愛(みあ)さん(10)が自宅で、父親の栗原勇一郎容疑者(41)の度重なる暴行で死亡した事件。
野田市教委は心愛さんが「父からのいじめ」があると回答した学校のアンケートのコピーを、なんと栗原容疑者に渡していたことが明らかになった。

 

これを見た父親が逆上、心愛さんへの虐待がさらにエスカレートした可能性は否めないと思う。

担当者の意図が全く計り知れないし、極めて重大な責任があるのではないだろうか。
また市教委はこの件で、虐待について調べていた児童相談所には相談していなかった。

沖縄から千葉へ。また直ぐに転校は虐待隠し?

心愛さんは2017年8月、母親の実家がある沖縄県糸満市から一家で野田市へ転居し、最寄りの小学校に転入した。
同校は同年11月、いじめに関するアンケートを行ったが、心愛さんは自由記述欄に「父親からのいじめ」があると回答した。まだ転校直後。心愛さんから新しい学校へのSOSだったのではないだろうか。
そして昨年末、同じ野田市内の近くの小学校へ転校しているが、転校を繰り返し、栗原容疑者が虐待隠しをしていたのではないだろうか。

あと、お母さんの存在をいぶかる声は多い。なぜ心愛さんを助けなかったのかとの批判も多い。
これに対し、母親も栗原からDV被害を受けていたとの話も出ている。

深夜10才の娘を凍える屋外に何時間も立たせたり、冷水シャワーを執拗に浴びせスクワットをさせたり。
カラダは殴られたとみられるアザだらけだったから、栗原のサンドバッグ状態だったのかもしれない。

そして複数の近所の人も日常的に女児の激しく泣き叫ぶ声や栗原の怒鳴り声を聞いていた。『殺してやる!』と言っていたこともあったという。

なぜ警察に連絡しなかったのか。これも不思議でならない。

警察には傷害や傷害致死ではなく、殺人罪での立件を強く望みたい。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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