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衰退著しい雑誌文化。もはや新聞にない反骨精神の発揮を

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初週刊誌はプレイボーイと平凡パンチ


私の雑誌好きは、中学生の時、初めての男性週刊誌として週刊プレイボーイ、平凡パンチが次々と創刊した頃からだ。当時、ともに売りはヌードグラビアだった。

今見たら何てことない、ひじょうに芸術的なヌードグラビアだと思うが、当時の中学生には十分過ぎるほどの刺激で、みんな随分コーフンしたものだ。同級生の渡部君が毎週プレイボーイを買い、学校へ持ってきてくれたので、水曜日は楽しみだった(発売は火曜日だったから)

私は当時も今も外人のグラビアはあまり好きではない。やはり日本人モデルのモノを好んだが、当時はタレントも脱ぐのは一大決心だったと思う。

高校に入り毎週、プレイボーイ、パンチ、どちらを買うか大いに迷ったが、やはりグラビアが良い方(エッチな方)を選んだような。


パンチが五木寛之・青年は荒野をめざすを連載。松岡きっこも良かった


そのうち、パンチで五木寛之の小説『青年は荒野を目指す』の連載がスタートした。この小説にすっかり虜になってしまい、暫くは迷うことなく平凡パンチだった。しかし記事、裸に関してはプレイボーイが遥か上で、パンチは叶わなかったと思う。

それでもパンチには後に谷隼人夫人となる松岡きっこがレギュラーのようにグラビアに登場。私も大ファンで、ずいぶんとお世話になった(汗)

松岡きっこ

大学生になるとバイトのカネが入ったから毎週、プレイボーイ、平凡パンチ、さらに朝日ジャーナル、日本読書新聞、ジャンプ、チャンピオンを"大人買い"できた。これに毎月、文藝春秋、月刊現代、GOROという月刊雑誌まで買っていたから、4畳半の部屋は直ぐに雑誌で溢れた。


雑誌文化は終わってしまった


最近は本当に雑誌を買わない。せいぜい週刊文春や新潮、週刊現代くらいかな。

なんせ最近の雑誌の活字文化は面白くない。芸能人の盗撮は文化じゃない。まぁ、生きの良いライターがあまりいないんだろう。古き良き時代のライターは女性週刊誌に少し残っているくらいかな。だから最近では原発の問題などもきちんとキャンペーンを張るのは女性週刊誌くらい。安保法制なども徹底して反対の論陣を張ったのは女性週刊誌だけだった。

これは歴史的な背景がある。団塊の世代で学生運動にのめり込み中退した人は、就職もなく週刊誌のフリーライターになる人が多かった。特に女性週刊誌に集まった。そんな先輩たちの縁で今も女性週刊誌には気合いの入った記者が少しは集まっているのかもしれない。

"寂しき越山会の女王"という力作で、田中角栄を追い詰めたのも女性週刊誌の記者、故・児玉隆也だった。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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