これだけの自然薯は初めて見た
精力をつけろと、板野郡上板町の友人が掘り立ての見事な自然薯(じねんじょ)を届けてくれた。これだけデカく生長するのに、いったいどれだけの年月が経過したのだろうか。
さっそくすり下ろしてとろろごはんにして食べたが、ほのかに土の香りがする。蕎麦にもかけるのが楽しみだ。
とにかく スーパーで売っている山芋とは粘りが違う。擦ったものは箸で掴めそうだ。
これだけのものを掘るには、相当、深い大きな穴を掘ったんだろう。

自然薯が"幻の食材"といわれる所以は、掘り出す手間が大変なこと。そして生長までに費やされる時間は10年〜20年もかかる。なんと1年でわずかに5〜10cm程しか生長しない。
そんな理由から超貴重な山の幸なのだ。
もりもとなおき